アヤメの次は「バラ(薔薇)」ということで、やはり圧倒的に多種多彩なバラ(320種、1400株とか)が見られる京都府立植物園を訪れました。
まずはここの象徴ともいえる観覧温室とその前の花壇です。
バラ園に直行するつもりでしたが、ふと見た「ハリモミ」の木の看板に、別名「バラモミ」と記してあったので、もしかしてバラ(薔薇)つながり?、と思わず撮りました。
調べてみるとやはり、針あるいはバラのような尖った硬い葉を持ち、樹形がモミの木に似ているからとか。
さて、バラ園ですが、まずは遠景から!
次に、バラの有名な品種を紹介します。
アンネのバラです。アンネとはアンネの日記で有名なアンネ・フランクで、隠れ家に植栽されていたバラに由来します。
咲き始めはオレンジ色(写真左側)で、徐々に赤みが増していくので、開花の過程で色の変化が楽しめるそうです。
プリンス・ドゥ・モナコです。
前モナコ公国元首レーニエ3世の在位50周年を記念して捧げられたバラで、赤と白はモナコ公国の国旗の色とか。
レーニエ3世の妻グレース・ケリー公妃に捧げられたプリンセス・ドゥ・モナコもあるそうです。
ヘンリー・フォンダです。
アメリカの名優ヘンリー・フォンダ(黄色を好む)に捧げられたもので、黄色系では最高品種の一つとか。
アイスバーグで、これは人名ではありません。
氷山という意味で、別に白雪姫の名もあるそうです。フロリバンダ種最高傑作の一つで、白の名花としてバラの殿堂入りをしています。
以下、品種や品名はともかくとして、多彩な色づきをお楽しみください。
最後は白いバラで締めますが、これには理由が・・・。
バラの花束といえば赤系が定番で、女性がもらってうれしいNo.1は赤だそうです。
しかし、バラに詳しい専門家が勧めるのは「白」だとか。
白の花言葉は「純粋、深い尊敬、相思相愛」、枯れても「生涯を誓う」で、大切な人への贈り物にぴったりだそうです。
以上、京都府立植物園で観賞したバラの数々を、ちょっとした情報を交えて紹介しましたが、如何だったでしょうか。
最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。