7月18日に宝塚の中山寺を参詣してきました。御本尊の十一面観世音菩薩像が毎月18日のみに御開扉され、拝めることを知ったからです(実際に撮影許可を確認して撮ったのですが、敢えてこのブログでの公開は差し控えたいと思います)。

 

  山門

まず山門を通って本堂に向かうまでの参道の両側には、生まれ年の干支によって縁のある仏様の「守本尊」が祀ってある御院や御堂が並んでいました。ちなみに私は戌年なので、阿弥陀如来の華蔵院がそれに当たりました。

 

  本堂

参道を進んで階段を上がると本堂です。この中に御本尊が祀ってあります。本堂の右横には青が鮮やかな五重塔が見えます。昨年再建されたそうで、青龍をイメージしていると知り納得しました。逆の左横には赤色の大願搭が目を引きました。

   

また敷地内には鉢に植えられた蓮が多数置いてあり、その幾つかにはまだ大輪の花が咲いていたのが、印象的でした。

    

中山寺はそもそも聖徳太子が創建した我が国最初の観音霊場で、御本尊が安産・求子の観音様として篤く信仰されてきたそうです。JRの駅名は中山寺ですが、阪急電車のそれが中山観音なのも頷けました。御朱印左上の朱印は、西国三十三ヶ所観音巡礼が中山寺由来記により 718年に草創されたとの記録から、今年が1300年に相当することに因む印です。

 

この日はここ中山寺で、中学・高校時代の友人と久々に待ち合わせました。会って一通り拝観した後、寺内の喫茶店で昔話や現況報告に、閉店の声を掛けられまで夢中で話し込んでいました。3時間程でしたが、至福の楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

感謝、感謝です!