猛暑の中、祇園祭の宵山に行ってきました。後祭りが復活した4年前以来の見参になります。

 

先ずは常に巡行の先頭(2番手以降の鉾や山の順番は、毎年くじ引きで決まる)を切り、唯一稚児さんが乗る長刀鉾から紹介します(鉾の先の長刀が写ってないのは愛嬌です!)。

 四条通りに面しており、烏丸通りより東に位置しています。巡行は四条通りを東に進みますので、納得のいく位置取りですね。

 

他に10基ほどの鉾や山を観覧しましたが、最も印象的だったのが船鉾です。

 

船首の金色の鶏は「鷁(げき)」と呼ばれる想像上の鳥で、水難除けの意味をもち、鉾の上には神功皇后のご神体があり安産の神として祀られているそうです。その他にも船の廻りを彩る綴れ織りや漆塗りなどの工芸品の美しさが目を引きました。

 

御朱印は半数ほどの鉾や山に、ほとんどが自分で押す形で置かれていました(費用もお心持ちで、一ヶ所だけ100円と明示してありました)。そのうちの2印を示します。

 

寺社でいただく御朱印に比べて、直筆がなく趣きに欠けるところはありますが、それなりに貴重なものですね。