🇬🇧 For Publication — “Pride Without Glorifying War”

 

In 1919, Japan proposed something the world was not ready to accept: the end of racial discrimination. This is part of our history—alongside other chapters that must never be forgotten.

 

During the Paris Peace Conference of 1919, Japan proposed that the Covenant of the League of Nations include a “racial equality clause,” stating that all member nations should treat each other’s nationals equally regardless of race or nationality.

Although the proposal gained majority support, it failed because the conference required unanimity, and several Western powers—most notably the United States, the United Kingdom, and Australia—opposed it.

 

At that time, Japan was one of the very few nations in Asia that had avoided direct colonization by Western powers. This independence is historically notable. Yet, we must also acknowledge that Japan itself engaged in colonial rule over Taiwan and the Korean Peninsula—an undeniable part of our history.

 

True patriotism does not require us to glorify war or ignore its darker chapters. The Second World War, prolonged by flawed decisions at the highest levels, inflicted untold suffering on millions. Above all, the Kamikaze missions stand as a tragic reminder: no cause should ever demand the sacrifice of young lives in such a manner.

 

A nation’s strength lies not in its ability to wage war, but in its commitment to safeguard human life—always and without exception. Education, if it is worthy of the name, must teach this above all else.

 

And yet, as a Japanese citizen, I still feel a quiet pride in the moments when our nation stood for justice—such as in 1919, when we called for the end of racial discrimination, even if the world was not ready to listen. That pride, however, does not blind me to the pain we caused others. True pride is not built on denial, but on the courage to face history in its entirety—its honor and its shame—and to choose a path forward that values life over glory.

 

Pride without denial. Memory without glorification.

The past cannot be changed—but the future can still choose life over war.

 

🌱【エンドカンナビノイド・システム(ECS)──身体に備わった“癒しのインフラ”】

 

「なぜ私たちは眠れるのか、なぜストレスから回復できるのか──」

その裏には、ほとんどの人がまだ知らない“もう一つの体内システム”があります。

それが エンドカンナビノイド・システム(ECS:Endocannabinoid System)

私たちの身体が本来持っている、“命のバランス”を守るための生体調整ネットワークです。

 

🧩 ECSとは何か

 

ECSは、1990年代に本格的に解明が進んだ比較的新しい発見です。

欧米では医学生や薬学部で必須知識となっていますが、日本の医学教育ではほとんど扱われていません(薬学や神経科学分野の一部を除く)。

 

その役割はシンプルかつ壮大──

「必要なときに、必要な場所で、必要なだけ」身体の機能を調整し、

心と体を元の安定状態(恒常性=ホメオスタシス)へと戻すことです。

 

🔬 ECSが担う主な働き

 

ECSは神経系・免疫系・内分泌系を横断して働きます。例えば──

  • ストレス応答や感情の安定(うつ・不安との関連)

  • 睡眠の質や体内時計(概日リズム)の調整

  • 食欲・消化・代謝のコントロール

  • 痛みや炎症の緩和

  • 記憶や学習のサポート

  • 生殖や育児行動(母性ホルモンとの連動)

これらはすべて、生きるために必要な「安心」と「回復」をつくる回路です。

 

🧬 ECSの三要素

  1. 内因性カンナビノイド(endocannabinoids)

    • アナンダミド(AEA)

    • 2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)

      → 必要な瞬間にだけ作られ、その場で分解される“オンデマンド型”の神経伝達物質。

  2. カンナビノイド受容体(CB1・CB2)

    • CB1:主に中枢神経に分布

    • CB2:免疫細胞などに分布

  3. 合成・分解酵素

    • FAAH(脂肪酸アミド加水分解酵素)

    • MAGL(モノアシルグリセロールリパーゼ)など

🌿 植物由来カンナビノイドとの関係

 

大麻草(Cannabis sativa L.)には、CBD・CBN・CBGなどの植物性カンナビノイドが含まれます。

これらはECSの働きを間接的に高め、特にCBDは分解酵素を阻害することで内因性カンナビノイドの効果を長持ちさせます。

人工的に強く刺激するのではなく、「体の自己調整力をそっと底上げする」──まるで寒い日に手を包むミトンのような作用です。

 

🫂 ECSがよく働く条件

 

ECSは、副交感神経が優位な“安心モード”で最も活発になります。

  • リラックス

  • 信頼

  • 共感

    こうした状態がECSを支えます。

逆に、不安・孤独・怒り・緊張が長く続くと、ECSは抑制され、心身の不調につながります。

 

進化的にもECSは非常に古く、魚類・爬虫類・鳥類・哺乳類と、多くの脊椎動物に存在してきました。

まさに 「命を守る共通言語」 といえるシステムです。

(だから、CBDは🐶😺🐤たちにもよく効くんです)

 

🕊️ 結び──社会のECSという発想

 

ECSは単なる生理反応ではなく、“共に生きる力”を支える存在です。

争いより理解を、緊張よりつながりを、不安より安心を。

そうした環境の中で、このシステムは静かに、しかし確かに働きます。

 

子どもを育てる時だけでなく、疲れた大人にも、孤独な高齢者にも、声を出せない誰かにも──

今の社会に必要なのは「エンドカンナビノイドのような社会」、

つまり “ぬくもりの伝達網” なのかもしれません。

 

ECSは、私たち全員が生まれながらに持っている、癒しのインフラです。

この回路が健やかに働く社会は、きっと命にも、思想にも、未来にも優しい国であると、私は信じています。

 

 

🟥「因果関係は証明されていない」——その言葉の裏側で、何が起きているのか

 

1. 繰り返されるフレーズ

 

「因果関係は証明されていない」

このフレーズを、私たちは何度聞いてきたでしょうか。

ワクチン容認派や推奨派からの反論も、結局はこの一言を“決め台詞”のように突きつけられて終わることがほとんどです。

 

けれども——冷静に考えてみてください。

そもそも、日本には因果関係を証明できるだけの仕組みそのものが、まだ存在していないのです。

 

統一電子カルテはなく、副反応のデータベースは省庁ごとに分断。データの連携は極めて限定的で、国民に示されるのは断片的な数字ばかり。

これで「科学的に安全性が確認された」と胸を張れるでしょうか。

 

2. 海外との接種スタイルの違い

 

海外に目を向けると、2回または3回の接種で終了し、追加接種を早期に見送った国も少なくありません。

それに対して、日本は世界最多レベルの接種回数を重ね、8回に及ぶ人も珍しくない状況です。

 

この「接種回数の差」は、統計を取る上でも大きな変数です。

仮に海外で因果関係が見えにくかったとしても、日本と同じ条件で同じ結論になるとは限りません。

むしろ、日本だからこそ浮かび上がる相関が存在している可能性があります。

 

3. 科学の本質とは何か

 

科学とは、事実を隠すことではなく、見えない因果を探り続ける営みです。

もし「証明できない」という言葉が事実上の免罪符として使われるなら、それは科学ではなく、政治の方便にすぎません。

 

私たちは、「証明されるまで静観する国民」でいるのか。

それとも「証明するための仕組みを作る国民」になるのか。

——いま、その選択が迫られています。

 

4. 反対派の中にもレイヤーがある

 

この問題を追っていく中で、私は「ワクチン反対派」と一括りにできない多様さを知りました。

立場や主張、活動形態はさまざまで、時に内部でも温度差があります。

 

だからこそ、私は中立的な立場から、事実をベースに、各方面の声をアカデミックに拾い上げていこうと考えています。

 

5. 目的は対立ではなく「救済」

 

目的は大きく二つです。

  • 後遺症に苦しむ人たちの救済

  • mRNAワクチンの使用見直し

そのためには、接種履歴・ロット番号・健康被害データの紐付けが不可欠です。

ここを避けて通る限り、本当の意味での因果関係解明は永遠にできません。

 

6. 近い未来に起こるかもしれないこと

 

もし今年の秋に予定されているインフルエンザワクチンが、コロナと同じmRNA型であると知られたら——

わたくし、懸念します。おそらく、8割の日本人は接種を希望しないのではないでしょうか。

実際、私の周囲でも、コロナワクチンを接種した人でさえ「インフルがmRNA型であれば、もう打たない」と口をそろえて言います。

 

そうなれば、現在数百億円規模の国家予算を投じて整備が進むmRNAワクチンの研究・生産体制は、どうなるのか。

株式で言う「損切り」のように、判断が遅れるほど損失は膨らみます。

国家予算においても同じことが言えるはずです。

 

7. だからこそ、今決断を

 

本当に国民の健康と安全を守るつもりなら、

「因果関係が証明されていない」という安全地帯に留まるのではなく、証明するための仕組みづくりに、今こそ舵を切るべきです。

 

それは政治の責任であり、同時に社会全体の責任でもあります。

未来の世代から「なぜ何もしなかったのか」と問われないために——

いま、私たちにできる行動を始めるときです。声を上げ、事実を求める一歩が、未来を変えます。

 

 

🌿昭恵さんとの語らいから感じた、「日本の希望」—第二章

── “草の根”の本当の意味を知るひととき

 

👉 第一章はこちら(リンク)

少し時間が経ってしまいましたが、あの日の続きをお届けします。選挙という嵐を抜けた今だからこそ、この言葉たちの意味がより深く胸に響いています。

 

6|CBDという希望の種

 

「なんで日本だけ、こんなにガチガチなんだろう」

「アルコールのほうが、よっぽど危ないのにね」

 

やわらかな笑みの奥で、昭恵さんの声がすっと鋭くなった。

その瞳は、医師が患者さんに向けるまなざしと同じ、温かくも真剣な光を宿していた。

 

難治性てんかん、不眠、慢性疼痛、心の病──

CBDは、そうした人々にとってまさに“光”だ。

世界では医療用途だけでなく、セルフメディケーションやウェルネスの分野でも“希望の成分”として受け入れられている。

 

けれど日本では、いまだ規制の網が張り巡らされ、昨年度末の法改正でむしろ逆風が強まった。

その現実は、医療の現場に立つ者として、そして一人の生活者として、看過できない。

 

「ヘンプカーとかも、素晴らしい取り組みよね。

医療だけじゃない。やさしい燃料、バイオマス、環境……文化として、歴史として、日本にちゃんと根づいているのに」

 

そう、昭恵さんは知っている。

大麻草が皇室文化の傍らにあり、神聖さや浄化、命の象徴として大切にされてきたことを。

伊勢神宮のお札──“神宮大麻”にも、その名は刻まれている。

 

🌱「草の根運動」って、本当に“草”から始まるのかも。

 

すべては足元から。

豊穣なる大地とつながる“根”こそが、未来の芽を育てる。

それは、政治運動であれ、暮らしの中の小さな選択であれ、同じだと気づかされる。

 

7|若者よ、希望の土壌を耕せ

 

🗳️「政治に期待できない」──

そう嘆く声を耳にするたび、私はその奥にかすかな光を探してしまう。それは、若い世代が持つ“気づき”と“行動力”だ。

 

制度や法律の網では救いきれない痛み。

統計の数字に現れない小さなSOS。

そこに寄り添い、拾い上げる声こそが、社会を静かに動かしていく。

 

「立場なんて関係ないのよ」

右も左も関係ない。ただ、“この国をよくしたい”という想いだけがある──

それは、かつて三島由紀夫が安田講堂に単身で足を踏み入れ、言葉で魂の橋を架けようとした姿にどこか重なる。

 

昭恵さんの言葉には、ふわりとした自由さの中に、芯のあるやさしさがある。

「自分ができることを、何かしなくちゃ、と思ったの」

“元首相夫人”という肩書きを越え、

“いのちの現場を歩く人”としての感性が、何よりも頼もしい。

 

それは、いまの政治が失いかけている「太陽の温かさ」と「国家の余白」かもしれない。

 

──人を裁くためでなく、人を守るための政治へ。

 

“いのちを支える草”のように、

静かで、しなやかで、折れない運動が、ここからまた始まる。

 

第三章へつづく......

 

🟩【アトピーと心血管・がんリスク】数字に振り回されないための“三層分析”

 

前回、「アトピー性皮膚炎で心疾患や悪性腫瘍のリスクが上がる?」という英国の大規模後ろ向き研究が話題になったことを取り上げました。見出しだけ読むと不安になりますよね。でも、相関と因果は別物

ここで一度、医学・統計・社会の3層で整理します。

 

① 医学の論点:何が分かっていて、何がまだ不確かか

  • 慢性炎症の二面性

    アトピーは「バリア機能低下+免疫バランス(Th2優位)+慢性炎症」。慢性炎症は動脈硬化を促す要素になり得ます。一方で、がんとの関係は単純ではありません(炎症は発がん促進に働くことも、免疫活性が抑止に働くこともある)。方向は一枚岩ではないのです。

  • 重症度・睡眠・メンタルの“見えない媒介”

    かゆみ→睡眠断片化→自律神経の負荷増大、抑うつ・不安の併発……。これらは心血管リスクを押し上げる間接因子になり得ます。リスク上昇が「アトピーそのもの」なのか、「合併する生活要因・心理要因」なのか、切り分けが難しい。

  • 治療薬・合併症という交絡

    ステロイドの長期・強力使用、免疫抑制・生物学的製剤、感染症の既往、肥満・喫煙などの交絡を完全に除去するのは至難。後ろ向き研究では特に限界があります。

👉 結論:相関はあり得るが、因果は未確定。機序は複合的で、重症度や生活因子が“媒介”している可能性が高い。

 

② 統計のツボ:相対リスクにだまされない

 

記事で並ぶ「+20%」「+50%」は多くが相対リスク。絶対増加はどのくらい?

  • 例(仮):30–40代で10年の心筋梗塞リスクが 0.5% とします。

    これが「相対リスク+50%」なら、0.5% × 1.5 = 0.75%

    増えた分は+0.25ポイント(=0.25%)

    1万人で見ると、50件 → 75件(+25件) という増え方です。

数字は軽く見ていい、という意味ではありません。

でも、“+50%”だけ切り出すと実感より過剰に不安になります。

年齢調整・重症度調整・治療薬調整・追跡期間・絶対リスク——この5点セットが揃っているか、必ず確認を。

 

③ 社会の視点:不安はそれ自体が「健康リスク」

  • 不安扇動型の見出し → 眠れない → 体調悪化・医療乱受診 → 医療資源の逼迫。

    情報そのものが健康被害を生むことも。

  • 背後に広告(サプリ・検査キット等)がある記事は、結論が誘導的になりがち。

    だからこそ、公的データの整備が必要です。

ここが本題:じゃあ、私たちは何をすればいい?

 

A. 皮膚炎をきちんと“鎮める”

  • 保湿・抗炎症の基本を徹底(その時の状態や季節で保湿剤の粘度を調整/入浴後5分以内の塗布など)。

  • 治療薬は医師と用量・期間を管理(漫然投与を避ける、リバウンドを防ぐ計画)。

B.  原因の深掘りと全体最適

  • アレルギー原因の追及:可能な限り原因抗原(食物、環境、化学物質)を特定し、曝露を減らす。パッチテストや特異IgE検査、食事日誌の活用。

  • ホリスティック視点での総合医療:西洋医学の標準治療に加え......

    • CBDやカンナビノイド療法:炎症やかゆみ、不眠、不安の軽減を目的に活用(エビデンスを踏まえた臨床使用)。

    • 再生医療的アプローチ:皮膚バリアや組織修復を促す細胞治療や成長因子療法。

    • 睡眠外来での介入:睡眠の質を整え、免疫バランスを回復。

    • 腸活:発酵食品やプロバイオティクス、食物繊維で腸内フローラを改善し、免疫過剰反応を抑制。

    • 栄養療法・植物療法:ビタミンD、オメガ3、抗酸化ポリフェノールなどの不足補正やハーブ療法。

根本改善を目指しつつ、生活全体を最適化するアプローチで再発予防とQOL向上を図る。ここまでやっても症状が続く場合は迷わず専門医へ。

 

C. 医療の使い方

  • 胸痛・息切れ・片側まひ・呂律不良・強い頭痛などは救急受診(迷わない)。

  • 生物学的製剤や免疫抑制薬の方は、循環器内科や神経内科との連携を早めに。

情報の読み方チェックリスト(保存版)

  1. 絶対リスクは書いてある?(何人中何人)

  2. 年齢・性別・重症度・治療薬・喫煙・肥満など交絡の調整は?

  3. 追跡期間は十分?用量反応関係(重症ほどリスク増など)は?

  4. 感度分析(除外・別モデル)で結論は変わらない?

  5. 他国でも再現?母集団の背景はそもそも日本に当てはまる?

政策に落とす

  • 統一的レジストリ/EHR連結で、アトピー患者の長期転帰(心血管・がん)を追える仕組みを。

  • 皮膚科×循環器など、他科との連携パスを標準化(重症例での定期スクリーニング指針)。

  • リスクコミュニケーション指針(相対・絶対リスクの並列表記)をメディアと共有。

  • 睡眠・メンタルを保険診療のケアパスに正式に位置づける。

まとめ:怖がらせる見出しより、今日の一手

  • 「相関」はあるかもしれない。でも因果はまだ断定できない

  • できることは山ほどある。皮膚を鎮める/眠る/測る/動く/やめる(喫煙)

  • 数字は“正しく”怖がる。相対リスクだけに反応しない。

     

    不安は行動で解像度が上がります。

    そして行動は、静かなところ(=睡眠)から、いちばん効きます。

※個別の症状が気になる方は、受診のうえ主治医とご相談ください。急な胸痛・息切れ・片側のしびれ/脱力・言葉が出にくい・強い頭痛などはためらわず救急へ。

 

🟥【アトピーと心疾患?アトピーとがん?──相対リスクの数字に隠れた真実】

 

最近、「アトピー性皮膚炎の人は心疾患や悪性腫瘍のリスクが上がる」という話題が飛び込んできました。

実際、患者さんや読者の方からも

 

「え?アトピーって心筋梗塞とかがんのリスクも高いんですか?」という質問がありました。

 

🔶見つけたのはイギリスの大規模後ろ向き調査

 

この研究は、英国での数十万人規模のデータを用いたもので、

  • 脳卒中リスク:+20%

  • 心筋梗塞・不安定狭心症・心房細動・心血管死:+40〜50%

  • 心不全:+70%

という数字が並びます。これだけ見ると、確かに不安になりますよね。

 

🔶でも、ご安心を──絶対リスクはごく低い

 

重要なのは、相対リスクと絶対リスクは違うという点です。

元論文では、例えば脳卒中の発症は

  • アトピー群:389人/約2万人

  • 非アトピー群:21,387人/約152万人

──つまり、絶対的には非常に稀なのです。

 

研究者自身も「The absolute risk is low(絶対リスクは低い)」と明言しています。

 

🔶がんとの関係は?

 

理論的には、アトピーの本質は免疫過剰です。

がんは免疫低下時に発症リスクが上がることが多いため、逆相関を示す研究もあります。

つまり、「アトピー=必ずがんリスク増」とは単純には言えません。

免疫系の偏り方や炎症持続の影響など、背景はもっと複雑です。

 

🔶なぜ煽り記事が危険か

 

数字だけ見て不安になると、

  1. メンタルがやられる

  2. 眠れなくなる → 安定剤や眠剤に頼り始める(個人の健康損失)

  3. 仕事を休む → 経済活動の低下(社会的損失)

という負のスパイラルに入りかねません。

そしてその記事が特定のサプリやサービスへの誘導を伴っていたら……冷静さが何よりの防御になります。

 

🔶まとめ

 

健康情報に触れるときは、

  • 相対リスクだけで判断しない

  • 発症率(絶対リスク)を必ず確認する

  • 一面だけでなく、背景や理論も合わせて理解する

これが、不安に振り回されずに自分の健康を守る第一歩です。

次回では、さらに三層構造的に深掘りをします。

 

<主な参考文献>

1)Assessing Causal Associations of Atopic Dermatitis With Heart Failure and Other Cardiovascular Outcomes: A Mendelian Randomization Study

 

2)Association Between Atopic Eczema and Cancer in England and Denmark

 

🟨「健康診断A判定でも突然倒れる」って、また不安煽りですか?

 

「健康診断A判定の還暦議員が突然、国会で倒れる…」

なんて記事で煽られたくないですわ。

そもそも私、健康診断はしてませんけどね😆

 

先日見かけた記事、タイトルからしてもう不安を煽りモード全開。

健康診断で異常なしのビジネスパーソンが、ある日突然ラクナ梗塞になる──というストーリーです。

もちろん、医学的に全否定はしません。でも、読めば読むほど「またこのパターンか」と思ってしまうのです。

 

1. “突然”の強調で不安を植え付ける

 

ラクナ梗塞は脳の深部の細い動脈が詰まる脳梗塞の一種。

ただし多くは高血圧や糖尿病、脂質異常、喫煙、遺伝要因などの複合的な背景があります。記事ではそこを深く掘らず、「誰でも突然なりますよ」的な書き方。

それを読めば誰だって心配になります。

 

2. 一般化の罠

 

実際には、発症リスクは年齢、既往症、生活習慣、遺伝などで大きく変わります。それを明示せずに“健康診断A判定のあなたも危ない”と広く一般化すると、読者は「自分もヤバいの?」という不安だけが残るのです。

 

3. 前兆症状の扱いが雑

 

記事では「頭が重い」「肩がこる」「朝起きづらい」を“重大なサイン”として並べていますが、

これらは単に睡眠不足や過労にストレス、姿勢不良でも起こります。

確かに警戒は必要ですが、「それ全部病気の前兆」と結びつけるのはちと乱暴。

 

🔶私が思う本当の予防

 

ラクナ梗塞を含め生活習慣病型の脳梗塞は、

  • 血圧管理

  • 血糖・脂質コントロール

  • 睡眠の質改善

  • 適度な運動

  • 塩分や糖分の過剰摂取を避ける

    など、日々の地道なケアが予防の柱です。

健康診断A判定は“免罪符”ではないけれど、A判定=安心ゼロというわけでもない。

必要なのは、正しいリスク評価と生活習慣改善であって、いたずらに不安を煽ることではありません。

データを見て、自分に本当に必要なことを見極めて守るものです。

 

“なんとなく不安”は、医療ビジネスの格好のエサ。

数字と根拠で判断できる知性を、私たちは持ちたいものですね。

 

💎リチウムと脳の健康──“超微量ミネラル”の底力とは?

 

私はかつて、フランスで「海のようにミネラルが濃い」超硬水の炭酸水に出会い、あまりの不味さに驚いた経験があります。けれどもその“まずさ”こそが、自然が持つオリゴエレメント(微量ミネラル)の力だと気づき、その水を日本に輸出するという挑戦をしたことがありました。

 

そんな経験を思い出させてくれる、最新の研究を見つけました。

 

🧠 リチウムがアルツハイマー病を防ぐ?

 

2025年8月のCNN報道によると、ハーバード大学医科大学院の研究チームが、アルツハイマー病の発症に“リチウム”が深く関わっている可能性を示唆する画期的な研究結果を発表しました。

 

要点をまとめると:

 

* 微量のリチウムは、細胞の正常な機能と脳の健康維持に不可欠。

* マウスにリチウムを欠乏させると、脳内で炎症が発生し、アルツハイマー病に似た変化が加速。

* 一方、リチウムを含む飼料を与えたマウスでは、記憶力の低下が予防された。

* オロチン酸リチウムという特定の化合物では、脳のアミロイド蓄積が減少し、記憶機能が回復した。

 

また、2017年のデンマークの研究、2022年の英国の研究でも、リチウムと認知症予防の関連が統計的に裏付けられています。

 

💊 薬のリチウム vs 食物のリチウム

 

リチウムは双極性障害などの治療薬としても知られていますが、今回注目されているのは“超低用量”のリチウム。処方薬の1000分の1というレベルです。つまり、体内に自然に存在するリチウムの適正維持こそがカギということ。

 

🥬 リチウムはどんな食べ物に含まれる?

 

実はリチウムは自然界に広く存在し、以下のような食材から摂取できます:

 

* 海藻類(わかめ、昆布など)

* ナッツ類(特にアーモンド)

* 野菜(トマト、キャベツ、パセリなど)

* 魚介類(特に青魚)

* 鉱泉水やミネラルウォーター(含有量は製品による)

 

しかし──

🗾 日本の土壌はリチウムが少なめ

 

日本の土壌は火山性で酸性度が高く、リチウムなどのアルカリ金属が溶け出しやすいため、他国に比べて食物中のリチウム含有量が少ない傾向があります。そのため、天然水などの“飲むミネラル”の形で意識的に補うことも選択肢のひとつ。

 

♨️ リチウム泉、あります!

 

じつはリチウム濃度の高い温泉も存在します(山形の赤湯温泉や岐阜の下呂温泉など)。リチウムイオンは皮膚吸収されやすく、自律神経を安定させるとされ、温泉療法としても注目されています。

 

🌱 まとめ:足りないものほど、静かに体を支える

 

鉄分のように明確な欠乏症を引き起こさなくても、静かに不調や老化を進めていく“微量元素の不足”──。

 

その代表格が、リチウムなのかもしれません。

 

ミネラルバランスを整えるという視点は、健康長寿だけでなく「脳のエイジングケア」にも重要なカギを握っていると、私は強く感じています。

 

──リチウム、決して侮るべからず。

 

(参考:CNN報道、Nature誌、ハーバード大学研究チーム、2017年デンマーク・2022年英国の疫学データなど)

 

🟡【「認知症の約45%は予防できる」──その研究、ちょっと待った!】

 

Yahoo!ニュースで紹介されていた記事──

『認知症の約45%はこれで予防できる』

(プレジデントオンライン/谷本哲也医師)

 

タイトルを見た瞬間、心が少し軽くなった方も多いのではないでしょうか。

「生活習慣の改善で、認知症の45%は予防可能」──

ん。ちょっと待て……

裏を返せば、どれだけ努力しても、認知症になる運命の人の55%は“なる”ってことやん😇

 

では、その予防策とは?

認知症と闘うために、避けねばならぬ“14の項目”が、こちら。

 

🧟‍♂️“認知症人間”の14条件(記事より抜粋)

  • 教育不足

  • 頭部の外傷

  • 難聴

  • うつ病

  • 高血圧

  • 糖尿病

  • 肥満

  • 運動不足

  • 喫煙

  • 過度の飲酒

  • 高コレステロール

  • 社会的孤立

  • 大気汚染への曝露

  • 視力低下

いやいや──

代謝が落ちて太るとか、耳が遠くなる、目が見えづらくなるなんて、それって「普通の老化」やないかい。

 

しかも「睡眠」が入っていないなんて……

認知症予防において、睡眠こそ“魂のメンテナンス”。

夜な夜なスマホに脳を吸われる現代人にとっては、最重要ファクターのはず。

 

そもそもアメリカ発のデータなので、文化も食も体格も違う我々日本人には、“話半分”くらいで読むのがちょうどいいのかもしれません。

 

🎭マナッピ的・超訳まとめ:

  • とにかく勉強しろ(そりゃ最強のボケ防止)

  • 外に出ろ、でも大気汚染は吸うな(無理ゲー)

  • 太るな、筋肉をつけろ(修行僧)

  • 酒もタバコも脂も塩も控えろ(仙人)

  • 視力・聴力をキープ・孤独もNG(人間じゃなくなってきた)

🟣そして結論:ボケる時はボケるがよし

 

「ストイックに生きてボケない人生」よりも──

「笑って、呑んで、踊って、ボケる人生」のほうが、

ずっと“人間らしい”のではないでしょうか。

 

老いは誰にでも訪れます。

そして、どれだけ頑張っても、ボケるときはボケます。

ならばせめて、笑いながらボケる権利ぐらいは、持っていたい。

 

仙人のようにストイックに生きるか、

マナッピ流、“笑って老いる”人生を選ぶか。

 

それは、あなたが決めることです。

 

🍷人生最後の晩餐、今日でもええやん。

そのグラスに、笑いと余韻と、ひと匙の愛を。

 

 

🟥 【“超過死亡と mRNA ワクチンの相関”をめぐる議論──科学と社会の接点から】

 

参政党・参議院議員、そして臨床医として、私は常に「事実にもとづく医療と政治の橋渡し」を掲げています。

先日、私の過去の X 投稿に対し、感染症専門医・岩田健太郎氏が長文の批判記事を発表されました。真摯な議論は歓迎ですが、いくつか前提の取り違えがあると考えます。以下、冷静に応答いたします。

 

🔵1.「年齢調整していないデータは無意味」?

 

私が引用したグラフは 市が公開した一次データの可視化 であり、特定の立場で加工したものではありません。

★ここで提起した核心はまず基礎データを紐付けて公開すべきというガバナンスの問題です。

 

現在の日本では

  • ワクチン接種歴と死亡統計・医療記録のリンクが系統的に行われていない

  • 3000億円規模のDX予算が投じられながら、全国統一電子カルテは未整備

——年齢調整以前に 検証基盤が存在しない。この“構造的不作為”こそ最重要課題です。

 

🔵2.「NEJM 論文で安全性は証明済み」との主張

 

岩田氏が引いた Thomas ら (2021, NEJM) は

  • フォロー 6 か月でプラセボ群にクロスオーバー接種が行われたため長期比較の体裁を失った

  • 2022 年以降、複数の独立レビューで 欠測データ・ロットばらつき・報告遅延 が指摘

★論文自体を否定はしませんが、「長期安全性の決定打」とするには不十分です。

さらに日本で流通した商用ロットは試験ロットとは品質管理が異なる点も留意が必要です。

 

🔵3.「相関と因果は違う」は正しい。しかし…

 

相関=因果ではありません。

★ただし「因果が証明されていない=安全が証明された」わけでもありません。

  • 2022〜24 年、日本の超過死亡は6万人超/年で推移

  • 若年層・スポーツ選手の突然死事例や、自己免疫性疾患の届出増加も散見

これらの“異常シグナル”を前に、検証要請を封じる態度こそ非科学的です。

 

🔵4.「ワクチンは他の検査と等価」との主張について

 

確かに医療行為は全てリスクと便益のバランスで正当化されます。

★しかし 健康人への全国一律・反復接種 は CT 検査や内視鏡とは桁違いの介入規模・頻度です。

長期追跡やリスク評価のガバナンスが同列でよいとは言えません。

 

🔵5.政治家の職能は「国民の疑問を可視化すること」

 

岩田氏は「ファクト認識ができない者は政治家失格」と断じます。

★しかし現実の国政では「専門家間でも意見が割れる事柄」を、国民に代わって問い直し、公開プロセスで検証させることこそ議員の役割です。

 

私はワクチン推進・慎重・反対、すべての声をシャットアウトせずテーブルに載せる 立場を貫きます。

 

🔵【さいごに】

 

私の問題提起は、単純な「ワクチン無用論」ではありません。

私が訴えているのは、以下の3点です。

  1. 効果と副作用の両面から、透明に評価すること

  2. そのための一次データの公開と、検証基盤の整備を急ぐこと

  3. そして何より、実際に後遺症で苦しむ方々への真摯な救済を行うこと

これらは、政治的立場や信条を超えて、私たち全員に共通する“命の問題”です。

 

「陰謀論」と「盲信」のはざまで揺れる人々の不安に、

科学と人間性の両面から向き合うこと──

その橋渡し役になることこそ、私の使命です。

 

🟥【医師として、いちばん大切な視点が抜け落ちている】

 

岩田氏のご発言から、私がもっとも強く違和感を覚えるのは、「苦しんでいる人に寄り添う姿勢がまったく感じられない」という点です。

 

mRNAワクチンの後遺症で今も苦しんでいる方々が、実際に存在します。

「因果関係が証明されていないから」と切り捨てるのではなく、

「救えるかもしれない命がある」──その一心で動くことこそ、医師の本分ではないでしょうか。

 

医療とは、“正しさ”を競うものではなく、“優しさ”を差し出すもの。その原点を、私たちは忘れてはならないと思います。

 

「一定の犠牲は仕方ない」という姿勢ではなく、

その“犠牲”になってしまった方々へのまなざしと救済こそ、

本当の意味での科学的・倫理的議論の出発点であるべきです。