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 在フランス保健医療専門家ネットワークの新年会は、昨春の叙勲で旭日双光章の栄誉を授けられた松下フユ先生のお祝いの会でもありました。アメリカン・ホスピタル では、長年にわたって福祉功労につとめられました。わたくしたち在留邦人にとって、どれだけ心強かったことでしょう。その功績が天聴にまで達して晴れの叙勲となられました。


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 異国で襲われる病や突発的な体調不良によって悩まされることは本当に心細いものです。松下先生の的確なご判断やアドヴァイス、心温まる励ましで元気を快復された人は数えきれないと思います。わたくしもパリに来て時を経ずにお人柄に魅了され、ご信頼申し上げてまいりました。お世話になったこともたびたびです。ありがとうございました。

 松下フユ先生、本当におめでとうございます!!

 


在フランス保健医療専門家ネットワークでは、専門科の枠を超えた勉強会を定期的に行っています。ご紹介の一端として、例会のアーカイヴをいくつか掲載します。

 

「フランスと日本の整形外科の比較」→

本間康弘先生、岸孝章先生(Hopital Henri Mondor

 

「伝沢先生が語る 江戸庶民と病気」→

吉田クリストフ先生(漫画家)

 

1「腫瘍微小環境のレントゲン治療への影響、Autophagyのメカニズムからの分析」

2「医学教育制度(卒前・卒後教育)の日仏比較」→

金久章先生(Institut de cancerologie Gustave-Roussy、パリ第6大学医学部卒)

 

「ポジティヴエイジングのススメ」→

岩本麻奈(皮膚科専門医、コスメティック協会代表理事)

 

「全ゲノム解析の理論的背景とその応用」→

鎌谷洋一郎先生(CEPH - Fondation Jean Dausset - Centre d'Etude du Polymorphisme Humain

 

「外務省医務官が経験したパリ症候群」→

吉川潔先生(在フランス大使館医務官)

 

「ニューロモデュレーション療法 〜神経機能を調整する〜」→

細見晃一先生(大阪大学脳神経外科,Henri Mondor病院)

 

「口腔癌治療の現状と今後の展望」→

田中香衣先生(Hôpital de la Salpêtrière

 

「インプラントの展望」

谷村玲実先生(Tanimura Implant Clinic