ブリの卵 |  醗酵食で自然体に生きる                   埼玉の醗酵仙人 菌坊      

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自然に任せ、与えられた生命を大切に細く長く、「名もなく、貧しく、つつましく、そして美しく」120歳健康体を願い発酵食をベースにワンコいちごとの長寿食生活について語る。
主なテーマ
酵素、、醗酵食品全般、乳酸菌、栄養、美容、長寿、クラフトコスメ、犬ごはん

今日の散歩でブリの卵を買いました。

直ぐ調理できないので、麹水を全面に薄く塗り広げ冷蔵保存です。

 

調理しなきゃと思いつつ、結局5日冷蔵庫に寝かすハメになりました。

5日寝ていただきましたが・・・・・

綺麗なまま、魚臭も一切ありません。

後ろのデスペンサーが麹水です。もう何年と使っています。一切腐っていません。

この麹水防腐剤にもなります。

煮込みの準備です。

だし汁を作ります。

清酒を鍋に・・・・煮切り

水を加えて醤油+絞り醤油麹エキスで煮立てます。

前日から保温ジャーで醤油+絞り醤油麹エキスを加えて、ジプロック加熱していた大根です。

まだ硬いので、先に大根を煮ます。

大根がやわらかくなってから、先の卵を加えて火が通ったら出来上がりです。

 

いちごにも

2食続けてこの卵です。

 

煮ものを作るには以前、調理酒、味醂を使っていましたが甘口の清酒のみに変えています。

コレがイチバン安くていいです。

最後に残った煮汁は小瓶に取り冷蔵保存、味噌汁数回分に足していきます。

 

 

それと最初に出てきた麹水ですが、作り方はいたって簡単、米麹に水を加えるだけ。

何年でも持ちます。小さい米麹を買ってきて、少量仕込んでは、残りの塩麹は冷凍保存。

なくなったらまた冷凍の米麹を少しづつ継足していきます。実際麹酸が発生し酸っぱくなっています。どれくらいで麹酸が出だしたのかは確認取っていません。

コレ肌に塗るといでしょうね。やってませんが変な臭いもないので寝る前にパタパタと塗ればモッチリ、美白が整うのではないかと・・・・・。

多くの方が塩麹を仕込まれていますが、こうした水と米麹だけの麹水も常備されてはいかがでしょう。塩麹の場合、ず~っと置いておくと、過発酵して異臭が発生しますよね。

しかし、この麹水過発酵せず、異臭も出さず、ほんのり酸っぱい麹酸が出てきます。

この差は何故でしょう。

へへへ・・・・こんなこと考えるのが楽しい訳ですね。

塩麹の場合、白米という栄養が豊富にあります。だから無秩序に麹がどんどん発酵増殖します。行く末シンナー臭が出たりして。一方麹水の方は、白米がなく栄養を吸いつくした米麹の米しかありません。だから麹自体が、食料難を察知し、発酵増殖を抑制するために麹酸を産生するのではないかな・・・・と思う訳です。・・・・・まあ違うと思いますが、菌の立場に立って科学分析ツールを用いることなく、思いをめぐらすのも楽しいものです。