Chap.* 新たな価値創造観の登場

(1) コト価値を語る上で欠かすことのできない諸理論

  1. SDロジック:「モノ」から「コト」へのパラダイムシフト
  2. Doニーズ: 顧客ニーズ議論の視座を上げる
  3. デザイン思考: デザインすべきは「名詞」ではなく「動詞」である
  4. スクリプト:一連の行為の流れをいかに表すか
  5. ジョブ理論: 顧客には片づけたいジョブがある


(2) 諸理論が示唆する「コトを起点としたモノ開発」

  1. 価値共創という基本的前提
  2. コト起点でモノを発想する思考ロジック
  3. 手段パッケージの継続的拡充による企業価値向上
  4. プロセス・アウト:プロダクトアウト、マーケットインに次ぐ、第3のパラダイム
→その象徴的図表現が「顧客Doと自社Do」

 

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先日の6/21公演もそうでしたが、

これまでは「新たな価値創造観の登場」といえば、SDLとデザイン思考とDoニーズの三つでした。

 

この間の公演の構成を考えていた際、

相方のファーストペンギンちゃんから「プロセスアウト」を盛り込んでほしいと要望されたのですが、それを本編に組み込もうとすると、章の前後に丁寧な解説が必要になることから、今回は泣く泣く見送ることにしたんです。

 

公演終了後、

なんとかならんもんかのぉ

と考えていたのですが、そうしましたら、上記のような感じです。

 

とっかかりは

やはり「GDL vs SDL」でしょう。

これは絶対だと思う。

 

いままでは、その直後に「デザイン思考」、その次に「Doニーズ」だったのですが

 

ん?

いや?

そうか??

 

[SDロジック → デザイン思考 → Doニーズ]じゃなくて

[SDロジック → Doニーズ → デザイン思考]という順番にしても全く構わんよね?

 

んでもって

デザイン思考が言うところの「一連の行動とは、どう表現すればいいのでしょうか?」という問いを立てて、直後に「スクリプト」が流れを引き継ぐ。

 

つまり、

[SDロジック → Doニーズ → デザイン思考 → スクリプト]

 

ここへさらに、極めつけにジョブ理論でトドメを刺す。

問いとしては、「スクリプトは、目的に応じていくらでも伸び縮みする。では、自分たちが描こうとしているスクリプト(顧客のプロセス)は、何を叶えるプロセスといえるのだろうか?」・・・これだよ!これ!この問いの答えこそ、「我々が応えようとしている顧客のジョブ」ということですよね。

 

つまり、

[SDロジック → Doニーズ → デザイン思考 → スクリプト → ジョブ理論]

 

構成要素が5つに増えちゃったけど

要素間の繋がりは、カンペキに近いんちゃう!?

 

おもしろくなってきたヽ(^o^)丿