なんだなんだ?
どうした?
いま、ご一緒している企業のすべての事案が
ことごとく、例外なく、「ストーリー・テリング」の重要性が強調されるようになっています。
5件中、5件です。
めっちゃ花ざかりヽ(^o^)丿 百発百中ですもん
これは一体どういうことなんだろう?
昔っから、ストーリーの重要性は言われていますが
ここへきて、過去にない力強さを感じます。
あ、そういえば・・
↓↓↓
そうそう、そういえば
大学の授業でDICフレームを解説しようとした際、
なにかわかりやすい事例を示したいと思って、「私、加藤の場合はね」という例え話をしたことがあります。
自らが目指すビジョンを出発点として演繹的に考え、その一方で、自らのこれまでの経験をもとに帰納的に考えた結果、両者の挟み撃ちによって定められた中核能力は、、
「
事業の新たな機会を、
論理的に、ストーリー立てて
発見する能力
」です。
そうそう、
そういうことを言ってましたっけね
いくら例え話とはいえ、
自分のことをそこまで言い切ってええんか?恥ずかしくないんか!?という感じではありますが(汗) まあ、「学生向けにわかりやすく表現しようとした試み」として、許してやってください。あはは😅
話をもとに戻します。
もとの話というのは、いまご一緒しているどの事案も「ストーリー・テリング」を重視しているという話です。
今日のオンライン作戦会議でも、
提言しようとしているアイデアの重要性を説くにあたり、
- そのアイデアが導き出された背景としての「経緯」と、
- そのアイデアを採択したら、その後に期待できる「波及効果」
という、アイデア登場の「前」と「後」を全部ひっくるめてストーリーテリングしよう!ということになりました。「誕生までの経緯」と「その後の波及効果」です。
なるほどー
この二つ、いいっすねー
「経緯」と「波及効果」かぁ
これまで「前後の文脈」という言い方はあったけど、「経緯と波及効果」という言い回しは、ツボを突いてると思う。とってもいい感じです(^^)
本件の場合、
上記のストーリー・テリングを強力に支えるであろうパーツは、すくなくとも以下4つ。
- 顧客進歩プロセス
- マネタイズシナリオ
- パンチ絵 (J-BMでいうところのN尾図面)
- 積み上げ表
来週の面着ワークセッションでは
上記4パーツをはじめ、ほかにも班のみんなが任意に選択したパーツを組み込んだ最終プレゼン骨格案を示してもらうことになりました。
とても楽しみです😤
--------------
<追記>
あらためて、なのですが、
「論理的に、ストーリー立てて」という中核能力ボックスの品質表現は、結構いい線いってるんじゃないかしら。なーんて思ってしまいました。
「論理的に」だけなら別に普通だし、
「ストーリー立てて」というのも、別に珍しくない。
絶妙なのは、
両立している点。
もともとゴリゴリの理系で
その上で、クリティカルシンキングを何度も何度も上塗りして強靭化。
その一方で、舞台と音楽と広告という右脳世界ですったもんだしてた経験というのは、なかなかの珍獣っぷりなんじゃないのかな!?どうなんだろか??
ということで、
上図の中核能力ボックスは
「論理的に」は、左脳優勢なので冷静さを表す青色アンダーラインにして、「ストーリー立てて」は、右脳優勢なので情熱や感性を表したくて赤色アンダーラインにしてみました。
「発見する」という動詞に係り受けする副詞句(=品質表現)を、
トレードオフの関係になりかねない対極の二つを並列で表記できている点は、なかなかおもしろいです。自らの個性として今後も大事にしたいと思います(^^)
-------------
<追記2>
あ、そういえば、
上図のDICは、かれこれ10年以上前に、おもしろ半分で作ってみたものなのですが、あれから現在に至るまでに、社外取の経験で、格段に視座を高めたと思ってます。それは、「事業機会を発見する」という中核能力をパワーアップさせる経営資源(=中核能力を裏付けるエビデンス)になってると思う。
ということは、だから、、
このDICモデルは、要アップデートやね
-------------
<追記3>
追記2を加筆した後、さらに思ったことがあります。
なんというかな、、、
「自分がちゃんとそれをやれているのか?」と言ったら、決してそうともいえないので、偉そうなことはなんもいえないのですが、えーっと、、
自らの中核能力を強く意識した上で物事に向き合うようにすれば、その経験から、自らの中核能力を一層高めるエビデンスを引っ張り出すことができるのかもしれませんね。
DIC中核能力を明示的に表現しておくことの重要性は、企業のみならず、個人においても、同じくとても重要なことなのかもしれないですね。