背筋をピンと伸ばして
繰り返し拝見しております。
 
みなさまからいただいた声を拝見しておりますと、今回は、これまでとはなにか傾向が違う。そんな気がしています。
 
いまはまだ、何がどう違うのかちゃんとわからないのですが、明らかになにか様子が違うんです。
 
うーん、
なんと言えばいいんだろう・・・
 
一言いうなら、、 二極化。 かな?
 
大袈裟に言うと、
「真っ二つに割れた」という印象です。
 
これ、
悪いことじゃないんです。
過去のこのパターンは、既存とは一線を画す第三軸が誕生する時の前ぶれでした。
 
きっと、、決して悪くない。
 
いや、むしろ、
既存軸とは異なる方向へ舵を切った自覚があるのだから、「狙い通り」という言い方もありうるのかもしれません。
 
ただ、、
このパターンって、
大勢が決まるまでの過程が、正直いうと、たいへん辛いんです。なんといえばいいのかな、、うーん、
 
矢面に立つゆえの
多くの批判にさらされる苦しさ、
とでも言うのでしょうか。
 
これが大勢に迎合してるだけなら、なんの恐れもないのですが、異質さが際立つほど、苦しさとの戦いになります。その強さがいまの自分にあるのか、、体力がもつのかわかりません。
 
でも、そういう展開になりうることはわかっていたつもりです。たとえて言うなら、「荒海に出ていく航海」です。かなり孤独な旅になりそうなので、正直なところ心細いですし、怖いです。
 
でも、どうしても自分を試してみたいです。
 
 
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  • 報文集とあまりにちがうので理解が不足です。
  • 資料と講義の乖離の大きく、内容の整理が難しかった。
  • 発表資料を後日いただけると言われてましたので、宜しくお願い致します。
  • 難しかった。内容、プロセスの考え方、途中でついて行けませんでした。資料も冊子と違っていたのでメモ取れず。
→ このご指摘は毎度いただいており、今回もまた繰り返してしまい、ほんとうに申し訳ございません。本番開始ギリギリまで磨き込もうとする職人気質は、張り詰めた思いで今回の舞台に臨んでいたこともあり、その炸裂っぷりが極端に強く出てしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
二極化の真っ二つ現象を感じさせる声は、このあとです。
 
 
  • 話にまとまりが欲しい。
  • 内容が盛りすぎで消化できない。
  • 過去に加藤先生の話を伺った事があり、その時は説明が分かりやすく、良く理解もできましたが、 今回の説明は話の論点がよく掴めなかった、また説明資料が見ずらかった。
  • むずかしかったです。勉強します。
  • 少し内容が難しかった。説明の仕方は大変ひきつけるものがありました。
  • 戦略要素の概念は参考になった反面、もう少し咀嚼しないと理解できないと思った。
  • 情熱は伝わったが、意味がわからないところが多々あった(”プロセス” の定義など)。
  • 話は面白いが、なかなか印象に残らない
  • 全体論旨の把握に苦労しましたが、今後の取り組みを考えさせられる内容でした。
  • 全体像がわかりました
→ これまで、「まとまりがない」「わかりづらい」といったコメントをいただくことはほとんどございませんでした。ストーリー・テリングなどの「タイトル主文に直結しない内容」が、講演後半を占めていたことが原因なのでしょうか。年末年始を使ってしばらく考えようと思いますが、「プロセス三層構造」と「イシュー別 機能連携管理」と「価値創造プロセスのストーリー・テリング」の関係と流れを、洗練させなければならないということなのかなと思っております。「伝わらなければメッセージではない」と言っておきながら、その張本人がそれをできていなかったというご指摘だと思います。深く反省しております。なんとかいたします。
 
 
  • 基調講演、講演1を改めて解説し、より理解が深まりました
  • 私が経験的に実施してきたことが表現されており、産学連携の良さを感じております。どうもありがとうございました。
  • 三層のレイヤーについて別の言葉で解説していただき理解が深まった。
  • プロセスの3階層について、多少判っていたつもりでしたが、大変整理されて理解深まる内容をお話し頂き、とても勉強になった
  • プロセスの階層構造の考え方、私に足りなかった事への気づきを頂けた思っております。
  • プロセス三層構造の考え方は、納得感がありました。
  • 価値創造プロセス三層構造についての説明が印象に残った。今後の参考にしたい。
  • 顧客価値創造におけるプロセスは三階層に分類されるという考え方が参考になりました。
  • プロセス3層構造の概要については理解することができた。報文集と話された内容に一部乖離があったのが少し残念。
  • 私の理解が及ぶレベルではなかったが、網羅的な観点でQMSの在り方をご説明いただき視野が広がる思いがあった。
  • 価値創造のプロセスを新しいプロセス作りと考えていたが、従来のTQMで捉えていた領域をさらに上位にある戦略要素まで意識すること以外は従来と大きく異なるわけではないことが分かり、もっとシンプルに考えられるのではないかと感じた。
→ あとでコメントを書きます。
 
 
  • プロセスの三層構造、中計への問題提起と先生の考える目指す姿がわかりやすかったです。KPIの点検点と管理点も方針管理には必須の項目であると感じました。
  • 三層構造でのプロセス検討は今後中計策定する際の有益なインプットとなった
  • 価値創造ストーリーについて、製造業が今後検討すべき三層プロセスについて解説していただき、課題の明確化となった。“プロセスの重要性”が必須。
  • 戦略要素プロセスの考え方がよく理解できた。
  • 企業価値向上は、企業にとっての永遠の課題で、それを体系的に頭の整理ができ、大変有益であった。
→ これらのコメントは、ほんとうに嬉しいです。私が一番望んでいた「ど真ん中コメント」です。中期的展望をもって当社と協創してくれようとしているステークホルダーに対して示すべきことは何か。そのような観点から、中計の在り方に一石を投じたかった。そういう思いでこの講演に臨みました。そのことを受け止めとめてくださる方がいてくださったことがほんとうに嬉しいです。言及していただき、誠にありがとうございました。
 
 
  • 社外取締役のご経験からIIRCの価値創造プロセスに触れられたのは興味深かった。
  • 講演が劇場型で聞きやすかった。経営資本が6個あれば出口も6個というのが印象的でした。スライドが資料と違ったので資料をゆっくり読みたかったです。
  • 質良くやれば良いことだが、質高く実施するリソースの確保は課題
→ 上記の「中計に一石を」という思いを支える起爆剤になったものが、IIRC価値創造プロセスです。そのことに言及頂き、これまたたいへん嬉しく拝見いたしました。
 
  • 講演タイトルと内容が隔離している。経営資本と組織能力の関係を明らかにすべき。
→ 「経営資本」と「組織能力」の関係、それはきっと明らかにすべき課題なのだろうと思います。しかし、私にとりましては、このことに自らの経営資本を投じるほどの優先度はございません。そもそも、この分野においては、「組織能力」という用語の定義がぐらついている印象をもっており、「自分が組織能力の定義」や「再定義された組織能力経営資本との関係」を探求することに、ほかの検討課題を差し置いてまで優先する必要性を見出しておりません。組織能力の定義づけや経営資本との関係は、そのことに関心を寄せる研究者に委ねたく存じます。「スルーします」と言わんばかりの回答になってしまい、申し訳ございません。
 
 
  • 大変興味深い話が多く、自社内にも考え方を展開したい内容でした。プロセスが非常に大事で組織全体でプロセスを創り込んでいかなければならないと共感できました
  • プロセス三層構造の創り込みが価値創造には不可欠であること。(戦略要素レベルのプロセス設計から取組むべきイシューを定めること)
  • 3層プロセス、戦略要素、機能連携、業務遂行を明確にして組織を挙げて全員参加で取り組む
  • 企業存在価値最大化する為に何をするべきなのかのヒントを得られました。「良い結果は良いプロセスからしか生まれない」と言う言葉は大事にしたいです。骨太ストーリーの重要性も理解したので、自社に戻って展開していきたいと思います。
  • 顧客価値創造と組織能力向上の間にあるプロセスについての講義でした。3層構想や価値創造のストーリーは、大変参考になりました。
  • ”プロセス”の本来の意味と重要性がとてもわかりやすく、ありがたく聞きました。前回同様、全ての項目内容が”わかりやすい言葉”でした。
  • レベルの異なる3層のプロセスを全員参加で作り上げて行く、ストーリーは順接メインで作り上げて行く、との内容が共感出来、活用して行きたい。
→ これらのコメントは、このたびの「宣言2023」の趣旨を汲んでくださったコメントだと思います。たいへんありがたく拝見いたしました。「ビジネスモデルで先行し、現場力の勝負に持ち込むとは、プロセス3層構造を組織を挙げて全員参加で創り上げること」というメッセージに対して賛同のコメントをいただき、主催者のみなさまも、きっと喜んでくださると思います。ほんとに嬉しいです。
 
 
  • 構造化しすぎていて、参加者の議論の方向性を混乱させる原因になってしまったのでは。
→ あとでコメントを書きます。
 
 
  • 示すべきは「未来を実現する道筋」というのが、ストレートでわかりやすかった
  • ストーリー・テリングの重要性、まさに実感、痛感しております。「情動」のつながるストーリーに存在は必須と思いました。
  • 企業の信頼度が大切。戦略にはストーリーが大事
  • 戦略ストーリーの構成要素はとても参考になった。「伝わらなければメッセージではない」「示すは未来を実現する道筋」については自分自身への参考にしたい
  • 戦略ストーリーの企て方が面白く、自社にどう取り入れるか、気づきを得ました
  • 戦略ストーリーの進め方の説明は簡潔に説明頂き分かり易かった。
  • プロセスの三層構造、ステークホルダーエンゲージメント向上参考になりました
  • ステークホルダーエンゲージメントについて理解が深まりました。
→ かつて、広告会社のマーケティングプランナーだったため、「伝わらなければメッセージではない」は、ずっと大事にしてきた価値基準でございました。メッセージとして聞き手に届く「ストーリー・テリング」することの重要性、そして、そのようなメッセージの組み立て方、それは、広告会社の現場で自ら鍛錬してきたからこそ、みなさまに提示することのできる自分のご奉公なのではないかと使命感を燃やしています。そのような、個人的に思い入れ強い事柄に対して、上記のように何人もの方々からコメントをいただき、とても嬉しかったです。引き続き、ストーリー・テリングの組み立て方を磨き込んでまいります。
 
 
  • いつもながらキレの良い内容で勉強になりました。
  • 名講演と感じました。
  • 話の面白さにひかれました。
  • 大変面白く入り込んで聞かせていただきました。 講演資料は大きく変わっており、更新盤を配布頂けるとのことでした。 よろしくお願いします。
  • 毎回引き込まれる講演ありがとうございます。毎回何か一つ学んで帰ろうと思っていますが、今回は「国際統合報告フレームワーク」と「プロセスの3階層構造」でした。
→ 講演のたびに、いつもいつもこの種の感想コメントを目をウルウルさせながら感情を震わせて拝見しております。舞台役者の経験から、聞き手のみなさんを巻き込みながら場を進めていくことの重要性と醍醐味を自ら経験してまいりました。そんな私は「劇場型ストーリーテリング」がその講演が全編を通じて聞き手のみなさんにメッセージを届けることができるかどうかを左右する決定因だと思っております。その一心で、いままで授業や講演やプレゼンの場数を踏んでまいりました。「キレがある」「名講演」「おもしろさに惹かれた」「おもしろく入り込んだ」「引き込まれる」といったフレーズは、思いが届いたことを感じることのできるほんとうに嬉しい言葉なんです。「がんばった甲斐があった」と思われてくださる貴重な言葉をかけていただき、ほんとうにありがとうございました。