今日は、某社ワークセッションでした。
メインは、Do展開。
いま、私の頭の中は「Do展開」でいっぱい。
Do展開をいかに使いこなすか、これに躍起になってます。
以下、備忘録です。
丁寧さを著しく欠いた内容になってしまうのですがお許しください。
【総論】
1) Do展開は、ややもすると「現状分析」に陥る
2) 現状分析はもちろん重要だが、しかし、現状分析をもとにしたアイデア導出は、チマチマした改善アイデアに留まる傾向がある
3) 「現状Doの改善」と「いまはない新規の魅力的なDoの創出」では、顧客が支払う対価の大きさがぜんぜん違う。前者は、改善効果以上の対価を払う理由はない。
【現状起点】
4) 現状起点のアイデア導出において、発見すべきは任意の二列の論理の飛躍箇所。「n次Do」と「n+1次Do」において、「n次Do」は顕在ニーズであっても、「n+1次Do」はそれを実現するためのDoとして必要十分ではない場合、「n次Do」のパフォーマンスは満足できるレベルにない。この2列関係の発見こそ、「ペインポイント」の発見。
5) 上記4において、当社が中核能力を活かした「n+1次Do」を新規に組み込むことができれば、「n次Doを実現するためのサービス」になる。
【理想起点】
6) 現状起点もいいけど、それよりも、「これからの〇〇スクリプトは、こうあってほしい」という当方の思いや願いがさきにあって、そのもとでDo展開がゼロベースで組み立てられることのほうが、個人的には興味ある。
【Do展開のエンド】
7) Do展開は、どこまで展開すればいいのか? その答えは、製品・サービスアイデアシートに、システム構成部品ラインナップを明記できるようになるまで。新製品・サービスアイデアシートは、何度もアップデートされるべきもの。最初のうちは、コンセプチャルでいい。しかし、ずっとそのままでは、ハードウェアやソフトウェアの開発計画に移行できない。最終的なアイデアシートは、当該サービスを構成するハード・ソフトの各部品に求められる「品質要素」の特定に行き着く必要がある。これができれば、品質昨日展開(QFD)を用いて、各部品の仕様設計に着手できるようになる。
8) 上記で「Do展開は、システム構成部品ラインナップを明記するに至るまで展開する」と述べた。Do展開表の一番右は「部品名」。その左は「n次Do」。両者を組み合わせると文章になる。前者が主語、後者が述語。その文章は、「何が何をどうする」という第三文型。つまり、部品が発揮すべき機能。これは、要求品質に相当する。
【Do展開後の検討】
9) Do展開が一通り終われば、複数枚あるであろう新製品・サービスアイデアの各シートの構成部品ラインナップが明確に定まる。
10) それらをもとに、「部品積み上げ表」
11) 部品積み上げ表を根拠に、マネタイズシナリオのアップデート
12) マネタイズシナリオ全体のフェルミ推定のアップデート
13) フェルミ推定は、アプローチ2つあり。ひとつは、構成部品ラインナップをベースにした算出。もう一つは、「当サービスが実現する「n次Do」は顧客プロセスからみていくらくらいの価値があるか?」という顧客価値ベース。
【応用編: KPIマネジメントへの展開】
14) Do展開表におけるすべての次数のDoは「・・・を・・・する」という第3文型の表現形式に則っているが、よくよく見ると、それぞれのDoはDo結果表現を伴わせることができる場合が圧倒的に多い。つまり、「そのDoの出来栄えは、どのようなモノサシで良し悪しを図ることができるか?」という問いの答え。気を付けなければならないことは、「そのDoをやると、なにが達成されるのか?」という効果に囚われてしまうと、着目したDoそのものではなく、その左列に書かれたDoに着目していることになるので要注意。
15) おそらく、フルスペックのDo展開は、「1.展開し尽くせば、当該サービスを構成する各部品の要求品質の特定」と、「2.カスタマー・エクスペリエンスをサポートするKPI体系」の両方を包含しているはず。前者は新製品開発、後者はKPIマネジメント(KPIを用いた組織オペレーションマネジメント)。これが、Do展開の究極の姿なのかもしれない。