第8話
サポニンが血栓を予防する!
前回お話した脂質異常症。
動脈硬化になっても自覚症状がなく、
脳梗塞になって初めて気づく方も多いとか。。。恐ろしいです。。。
脂質異常により、動脈硬化になりやすいというお話を前回しましたが、
今回はプラスα血栓のお話。
動脈硬化と血栓はお互いに強い関連を持っており、
動脈の硬化が進むと血栓ができやすくなり、
血栓が出来ると動脈はさらに硬化するというスパイラルに陥るそう
特に恐ろしいのは、脂質が関わって起こる
動脈硬化・血栓は、心臓に一番起こりやすいということです。
前出の奥田教授らによる研究では、サポニンは、
抗血栓の作用を持つ事がたしかめられ、
その効果は、例えば
フィブリノーゲン
(血液の中にあって、血液が固まる時に不溶性のタンパク質である、フィブリンに変化する。これが固まる時間が早いと血栓が出来やすい)
の固まる時間を引き伸ばして、
血栓を出来にくくする作用においては、
新薬であるへパリンと同じくらいのものがあったと報告しています。
自然成分、茶花サポニンのスゴイ働き、次回に続きます!