今日の漢方トレーニング~小青竜湯の注意点~
おはようございます。Dr.Qです。今日は久々に漢方トレーニング。春の花粉症もさって、過ごしやすい季節になってきています。(暑いですが・・)花粉症はスギは2-4月、ヒノキは3-5月、イネが5-9月、ブタクサが8-9月に後発します。ブタクサ含めあと数か月の辛抱ですね。今日はそんな花粉症によく使われる漢方薬“小青竜湯”についてご紹介。実はこの漢方、花粉症によく使われていますが、飲み方には注意が必要そうです。生薬:麻黄三両 芍薬三両 乾姜三両 五味子半升 甘草三両 桂枝二両 半夏半升 細辛三両体質的に水がたまりやすい人に、使われる漢方薬です。かの有名な傷寒論にもやはり登場します。40.傷 寒表解せず、心下に水気あり、乾嘔し、発熱して咳し、あるいは渇し、あるいは利し、あるいはいつし、あるいは小便利せず、少腹満し、あるいは喘するものは、小青竜湯これを主る。ここでは表の寒邪、裏の水(飲)に効果があり、いわば表裏同病の薬です。水がたまっているが、一方口が乾くというのは、中医学では水の動きがわるい状態で水っぽい飲が溜まっている人は陽虚の体質の人が多いです。ですので陽気を自然に動かすことが目的となり、辛味が主役となります。乾姜・細辛・半夏は辛い生薬で乾かす作用に優れます。ここに、酸味、甘味の生薬を入れて、体を温め、陽気を支え、水を代謝する。小青竜湯は麻黄湯の変法であり麻黄が含まれているので長期投与にはむきません。鼻水などが出る時だけ短期的に使用した方がいいと思います。今日も一日頑張りましょう!!