滞納残高が16年連続減少で昭和63年度を下回る1兆646億円に
国税庁の平成26年度租税滞納状況によると、新規発生滞納額が国税庁発足以来最低の割合だった前年度を維持するとともに、滞納残高も16年連続で減少したことが分かった。
今年3月まで1年間の新規発生滞納額は、期限内収納に向けた納税者への広報・周知や振替納税の利用勧奨、納付指導の効果等により5914億円(前年度比8.0%増)と平成19年度以来の増加となったものの依然として低水準で推移している。
税目別では、法人税674億円、申告所得税1128億円、消費税3294億円などで、相続税及び消費税が前年度より増加している。また、滞納発生割合(徴収決定済額に占める新規発生滞納額)は前年度と同様の1.1%と国税庁発足以来最低の割合を維持している。
一方、滞納整理済額は、消費税絡みの事案の確実な処理のほか、ここ数年来の処理促進が図りにくい処理困難事案に対しする原告訴訟の積極的提起や滞納処分免脱罪による告発を行うなど厳正・的確な滞納処分を図ったが、整理済額は前年度に引き続き減少となる6681億円だった。
しかし、整理済額が新規発生滞納額を上回った結果、今年3月末時点での全税目合計の滞納残高は16年連続減少となる1兆646億円(前年度比6.7%減)まで低下して、昭和63年度の1兆1064億円を下回る水準まで減っている。
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(出処 : 8月11日 日替り税ニュース)
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