神ながらの道 -784ページ目
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合気道新聞 創刊号

合気道新聞の創刊号(昭和34年4月10日創刊)が、(財)合気会 本部道場 合気道図書館のサイトで公開されている。

Aikidoshimbun

合気道新聞創刊号


このような貴重な資料が公開され、拝読できるのは本当に有り難いこと。


特に開祖(当時は道主)の「発刊のことば」と吉祥丸道場長(当時)が記されている「合気道の主旨」は、サブタイトルにもあるように、この道を志す人には必読と言える。


小さな個人とはいえ万有宇宙の一部分、合気道は自己実現の道でもある。


さらに、2ページ囲みにあるO.S生氏(O.S師範?)が書かれている「くり返すということ」も興味深い。

「よく、合気道の稽古は面白くないとか、あきるとかいって」という書き出しで始まるこの囲み記事。

合気道の技を和歌や絵画を引き合いに、「合気道の技をくり返すことは、技の妙味を味わいながら稽古すること」と繋げている。


そして稽古は、苦行、修養、我慢といった堅苦しいものではなく、「楽しみにゆく」といった感覚で、素直にやれば自然に上手くなって行くと記されている。

同様に、「自分の最も真剣なアソビの一つとして続けて行こうとおもっている」とも記されている。


自分の気持ちもこれに近い。

稽古に行くときの気持ちはいつも、子供が遊びに行くような気持ちで行くし、実際に稽古で遊んでしまうこともある。 それでも、常により上手く、上を目指して行く気持ちは持ち続けている。


稽古心得にも「稽古は常に愉快に実施するを要す」とある。

自分も愉快に真剣に楽しませてもらっている。

月曜日の稽古

北角での香港合気道協会での稽古。


開始時には、初級者が目立ったので、膝の使いと重心の沈みをメインの課題として動いてみた。

大きな動きでの呼吸運動から、片手取り呼吸法。

中心から出る、沈むように出る、転換するの体捌きから四方投げ。

体捌きというよりは、脚捌きに特化したような稽古で暫く動いてみた。


続いては、正面打ち一教。

先日、金沢師範よりご指導いただいた下から合わせて当てがうような返し。

身長の高い相手、低い相手と相手を替えて、次々と試してみた。

意識を変えれば、硬い初級者も格好の稽古相手となる。

「どうぞ」と言いながら、実のところは自分の稽古をしていることもある。


Mr.Peddler そうこうしているうちに、有段者が数名加わってきたので、両手取りを入身転換で振って崩しての四方投げ。

これも先日の巡回指導で金沢師範よりご指導いただいた捌き。

入りっぱなの入身転換から崩した相手を中心に納めて四方投げへ入るのではなく、一旦自分の中心を通過させて、さらに大きく振るように崩す。


出会いから、繋ぎ、崩しまで、接点となる手首は自分の前でS字の軌跡を描く。

大きく崩せば、崩しからの揺り戻しで、そのまま相手を倒してしまうことも可能となる。

自分が興味を持っているのは、実はこの部分。

流れに乗ってくる有段者にはかかるけれど、動きが単発で終わる初級者には、まだかかりづらくなる。

もうしばらく稽古の場を借りて、続けてみたいと思う。


身体を柔らかく、腕を抜いて使うのには絶好の両手取り呼吸法の後、中心から思い切り良く前へ出る横面打ち天地投げを元気良く、最後に座技呼吸法で終了。

稽 古

一昨日までの巡回指導の残像を心身の内に残しながらの自分の稽古。

まずは、膝、中心(腹)、腰の使いを意識した体捌きから。

膝の使いは、このところの自分の稽古でも意識を集中して行っていた課題、金沢師範の稽古でご指導が受けられたのは、まさに意を得たりという感。

さらに、中心を意識し、腰を入れた受けを取ることで、受けを取りながら身体を作ってゆくことを意識して、体捌きに続いて、受けを取ることをメインにして入身投げを動いてみた。

中心を落とし、しっかりと保ちながら、地についた脚の捌きで相手についてゆく。身体は前傾させず、膝を柔らかく使った脚のさばきで動く。

受けに特化した後は、投げに特化した稽古。

転換の後、相手を自分の肩に呼び込んだところの位置から、腕を一杯に振り上げ、同じ側の脚を踏み込みながら振り下ろす。腕で投げるのではなく、中心から押し出して沈む感覚。

分解すれば、踏み込んで相手をのけぞらせるように崩し、腕の振りと重心の沈みで倒す。

意識は腕ではなく、自分の中心(腹)に置く。

受け、投げに特化した後は、正面打ちに変えて一本の流れでの入身投げ。

重心の沈みと目一杯に大きな腕の使いは、常々、なんだかの一つ覚えのように口にしていたので、出来ている。あとは、入身投げでは、膝の使いと、受けを取りながら身体を作って行くことを意識して稽古を続けて欲しい。


Shihonage 続いては流れで、取りに来た相手を入りっぱなの入身転換で振るように崩しての両手取り四方投げ。

取りに来る手を磁石が引き付けるようにタイミングを合わせて捌きに入る。脚と腕の捌きは大きく大胆に、一呼吸置くことで、相手はさらに慣性で崩れるので、そこを待って四方投げへ。

これは今日、自分が個人的に、自分のためにやりたかった稽古。

崩しの振りと、そこからさらにの一呼吸、それで崩しきれて倒れてしまうくらいの崩しが理想でもある。

両手取りからの呼吸法は、脱力がポイント。

腕を脱力し、しだれ柳か、猫の手のように使い、ことで、強く抑えられた手も上がるようになる。

腕を棒から紐か帯のようなものに変えることで、相手の力は伝わらなくなる。

肘を絞り手首を垂らしたまま、中心線に沿って上げてゆき、顔の辺りで手首を立てながら天上へ突き立てるくらいに大きく振りかぶって、腰を切れば相手は崩れるので、そのまま腕を体側へ振り下ろす。

これも入身投げと同様に、膝と中心が沈みながら、腕は天上へ伸びた状態から投げへと入る。

座技呼吸法で終了。

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