月曜日の稽古
北角での香港合気道協会での稽古。
開始時には、初級者が目立ったので、膝の使いと重心の沈みをメインの課題として動いてみた。
大きな動きでの呼吸運動から、片手取り呼吸法。
中心から出る、沈むように出る、転換するの体捌きから四方投げ。
体捌きというよりは、脚捌きに特化したような稽古で暫く動いてみた。
続いては、正面打ち一教。
先日、金沢師範よりご指導いただいた下から合わせて当てがうような返し。
身長の高い相手、低い相手と相手を替えて、次々と試してみた。
意識を変えれば、硬い初級者も格好の稽古相手となる。
「どうぞ」と言いながら、実のところは自分の稽古をしていることもある。
そうこうしているうちに、有段者が数名加わってきたので、両手取りを入身転換で振って崩しての四方投げ。
これも先日の巡回指導で金沢師範よりご指導いただいた捌き。
入りっぱなの入身転換から崩した相手を中心に納めて四方投げへ入るのではなく、一旦自分の中心を通過させて、さらに大きく振るように崩す。
出会いから、繋ぎ、崩しまで、接点となる手首は自分の前でS字の軌跡を描く。
大きく崩せば、崩しからの揺り戻しで、そのまま相手を倒してしまうことも可能となる。
自分が興味を持っているのは、実はこの部分。
流れに乗ってくる有段者にはかかるけれど、動きが単発で終わる初級者には、まだかかりづらくなる。
もうしばらく稽古の場を借りて、続けてみたいと思う。
身体を柔らかく、腕を抜いて使うのには絶好の両手取り呼吸法の後、中心から思い切り良く前へ出る横面打ち天地投げを元気良く、最後に座技呼吸法で終了。