仙台・岩手・・・震災のあとをたどって。 | dovepunchのブログ

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2日目、お昼からは岩手県の

世界遺産に登録された平泉の

中尊寺金色堂まで足を伸ばしました。



photo:01


雪景色で更に好い雰囲気。



宝物館もすごく良かった!


そして、海側へと下り陸前高田市から

海沿いを走り気仙沼、南三陸町へと。


(以下長くなりますが見てきた個人的な感想です。)


近づくに連れ、もし車で走っていて

地震がきたらどうしよう?とか

正直気分も重い感じ。

だけど、今回旅行を仙台と決めた時

二人とも最初にココは必ず行こうと

意見が一致してたから。



もうすぐで2年・・・。



仮設で店を営業しているとこも

たくさんあって、だいぶ戻って

きている場所は確かに復興してるんだ

なあと、一見は見えました。

もうガレキは取り除かれているので

辺り一面、家の土台だけが残っていて

花がたむけられていたり、道を走って

いたらいきなり道路脇に大きな船が

現れたり。

あまりにもさら地が多くて、

元の姿が想像できない。

5、6階建てくらいの中学校らしき

建物やマンションは本当建物のみが

かろうじて残っていたり。




海沿いを走ること2時間くらい。



クリスマスのイルミネーションも

あちこちで見ることが出来ました。

と、流された土地のあとには

たくさんの重機のレンタル会社があり

まだまだ復興途中なんだなあと…

津波に飲み込まれた土地と

そうでない土地とがはっきり

別れていて、2時間近くその風景が

繰り返し見えました。



昨日宿泊した南三陸町にある

ホテル観洋はかなり被害が

大きかった場所の近くで海が目の前

だけど、ここは2階まで浸水。

多くの避難された方がここで

過ごしたそうです。

海岸の地形によって被害が大きく

なってしまった場所と言うのが

ナビを見て走っているとよく

わかりました。

ここのホテルは震災のあと、津波を

免れたと言うのもあり、たくさんの

旅行客の方が支援も兼ねてこられて

いるようで、思った以上に宿泊者が

いました。




朝の露天風呂は朝日が綺麗で

海は穏やかでした。


photo:03




そして、朝からホテルの語り部ツアー

に参加。

いろいろ話しを聞きながら

あちこちみてきました。



photo:07





photo:06


かなり内陸部まで被害にあっていて
想像もつかない高さまで波が
来たあとが幾つもあり、引き波で
海底がだいぶ遠くまで見えたとも
言っていました。



photo:05


そして、ここで最後まで防災無線で呼びかけていた方が亡くなられ、でもこの呼びかけがなければもっとたくさんの方が亡くなられてたと・・・



最後にただ見た人が伝えるだけでも、

観光に来ていただけるだけでも

復興につながるのでと言うことで、

私もブログの記事にしました。



自分たちの目で見れて来てよかと

思ったので参考までに。



今回泊まったホテル


ホテル観洋

住所
〒986-0766
宮城県本吉郡南三陸町志津川字黒崎99-17
TEL
0226-46-2442
FAX
0226-46-6200
チェックイン
15:00
チェックアウト
10:00
交通アクセス
東北自動車道:仙台南 I.C →三陸自動車道:桃生津山I.C→R45で25分。/仙台空港より90分。
駐車場
有り 200台 無料 


語り部ツアー 500円














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