アポなしで乗り込んできた義母③夫の変化 | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

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我が家はステップファミリー。見栄なんかいらない。
育児、ママ友、親戚付き合い、夫婦のこと等、子育て世代が避けては通れぬ問題にリアリティー溢れる痛快な切り口で言及。
試行錯誤しながら、前向きに生きていきたい!

LINEをしても電話をしても出ない夫。
逃げクセは昔から。

ただ、義母が
注目を集めたいばかりのくだらない気持ちから
家出をしてみたが

誰にも相手にしてくれず、
我が家に乗り込んできて、夫に塩対応されたのが
気にくわないという理由だけで
乗り込まれた。

勝手に食器棚やらをあさったのか、
私のコップでアイスコーヒーを飲んでいる義母。

この人、
冷蔵庫やクローゼットを開ける、
風呂や寝室を見に来る。という、あり得ないことを平気でする。


見て何がしたいのか。と思うわけだが、
「息子の生活を知りたい」これは一貫していて

やられる側の気持ちなんて関係なく、
とにかく他人の生活が見たくてしょうがない。
ホント、気持ち悪い。

私は義母に言いたいことはもちろんあるが、
くだらない親子喧嘩に巻き込まれたくない。

義母は空気扱いで相手にせず、
そのまま2階の夫のもとに。

「自分の親なんだから、
しかも、話す気もないのに家にいれて
僕はしりません。は通用しないでしょ」

「……勝手に入ってきた」

「私は前回、ドアの前で対応して
一歩も入れなかった。
“勝手に入ってきた”んじゃなくて 

義母の押しの強さに負けて
2階に籠城してるだけじゃない。」

「はぁ……あの人、まだいるわけ。
意味がわからん。」

「自分で確認してきなよ。

私はあの義母さんのあまりの非常識さと、
どんどん家庭に介入してくる負担が辛すぎて
絶縁した。

私にこの件を投げるつもりなら
その選択肢はない。」


 

 

 

 

しばらくパソコンいじったり

ため息ついたりをしているのだが


そんなことをしても時間の無駄で

意味はなく。


「うちの実家に迷惑掛けてるの理解して。

私は義母に帰ってもらって

子どもたちを連れてきたい。」



過去の恨み辛みをここで言い出せば

終わらなくなる。


夫婦喧嘩になると我が家の場合、

お互いが、

昔、ああ言われた、こう言い出したのは

そっちだと


際限なく過去の話を持ち出しては

論点がずれて

怒りだけがさらに増加する。


さすがに10年もいると、この流れに

なんの意味もなさないのは

お互い、わかっていて


言わなくていいことまで

あふれでて、収拾がつかなくなる

前に切り上げるようにはしている。


これは夫にも伝えてあり

夫婦喧嘩に「過去の話を持ち出さない」

これはお互いが守ろう。

不毛な会話で

疲弊したくない。と、納得してはいる。


……もちろん、生涯、許せないことは

さんざんされてきていて

ブログに書きなぐってはいるけれど

自分で消化していくしかない。




今はただ、

母親の洗脳から抜けきれない夫に、

今、ここで背中を押したい。  


毒親育ちはそう簡単には

反発できないし、抜けきれないのは

十二分に承知の上です。 


自ら自覚し、行動に移さない限り

延々とループはたちきれない。  


それでも。


どこまでも自分が支配できると思っている

愚かな義母を、少しずつでも

夫に乗り越えさせるしかない。


「あの人」と母親を初めて呼んだ夫。


自分の仕事を軽視されて、初めて反発して

一度はタクシーで追い返した夫。


なにか気持ちに変化があるとは

思いたい。


そんなの、甘いと思うでしょうけど。


人は迷いながらも、

変われると信じなきゃやってられない。