年齢を重ねてきたからか
ギラギラとした
見栄や、競争心丸出しの事象に辟易する。
「高見えする」
「資産公開」
「年収◯◯万円」
「ブランド品を買い漁ってさらす」
「成功、勝ち組のメゾット」
なんとも貧相なことを
恥も外聞もなくよくやる。
本当にこころ、豊かに暮らしている人は
こういうことをしない。
なんだか見栄を張りすぎた
生活を露呈されると疲れる。
常に競争意識とプライドにまみれて
自分を追い込んでいることに
気づいていない。
長時間、並んでまで欲しいものもないし
マウント合戦も見たくない。
ゆるりと、気楽に生きていたい。
「高見え」で偽るより
使い心地のよいものを身に付けたい。
美味しいものは食べたいが
連日、それでは疲れてしまう。
質のよさは譲れない。
なにごとも
ほどほどに、穏やかに、たんたんと
暮らしたい。
ほっとする場所があるだけでいいのに。
素朴さが、特別なものとして取り上げられてしまう。
心が弱いと診断名をつけられる。
ぼーっと生きていると
損をするかのような世界で構成されるのなら
そこからおりたい。