我が家には平和な日はないのか……。
小３の長男のクラス。
図工の時間に液体のりを使った。
支援級の子も参加する授業らしい。
その子が
幼稚園で使うようなこんなノリ↓
を、両手に全部だして
｢蜘蛛の糸みたいだ！｣
と情緒的……と言うか
もう、先の展開が容易に想像できることをしだした。
スパイダーマンは、前の席の子の頭に
蜘蛛の糸を投下。
次に狙うは、想定内の我が家の長男。
ちびまる子の花輪くんというより、永沢に
近い髪型で帰ってきた。
ポイントバック率５０%
｢なんで逃げないの｣と聞くも
｢不測の事態だから｣
ド正論が返ってくる。
先にどっぷりノリをつけられた子は
根性で剥がそうと、髪の毛を触りまくった結果、
絡まってすごい状態になったらしく。
長男は、まだ少量で
｢液体のり 落とし方｣でタブレット検索し、
自宅に帰って頭を水で洗い流せば落とせると判断。
永沢くんのまま授業を受けて
帰宅後、シャワー。
｢(その子は)椅子にも座ってられないしね。
指摘しても、聞いてくれないから
言っても無駄だ｣
人生、何周目なんだろうか。
この支援級の子、やたら
｢どうぶつの絵｣という自作のイラストと
謎の呪文が書かれた折り紙で手裏剣を作り
毎日、長男に届けてくれる。
先日は紙袋に大量に折られた折り紙と、
自作したぬり絵を渡されて帰ってきた。
｢授業中、折り紙をしてくれていると静かだ｣とのこと。
少し我慢すれば、真の目的が達成する。
という長男のやり方に、最近、戸惑う。
騒いでもノリを髪につけられたことは解決しないし、
｢やめて｣と言いにいって伝わる相手じゃないと割りきってしまう。
折り紙も、受け取っておけば授業を邪魔されないことを選ぶ。
加害児童の件も、保健室より帰宅して病院にいった方が早いという判断。
喜怒哀楽はもちろんあるし、
暴力でやり返すことはしないが、相手によっては淡々と言い返す。
世渡り上手で自由人の弟とは
対角的過ぎて
育て方に苦戦する。