指摘を受けて府に落ちた結論 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。


めっちゃ長いです。




カサンドラというか、
ある部分でまったく会話が成り立たない夫と
本気で離婚を考えていた時期があった。


今の夫と離婚をしない理由。

私が心から信頼を寄せる師匠にこんな話をされた。

「今の夫とは考え方の物差し(思考の物差し)が違うだけで
見ている方向は同じよ」と。

自分の価値観、経験で杓子定規に決めつけ、相手の価値観を知ろうとしないこと。

体調が悪い→自販機よりスーパーの方が安い。
これ、理解不能と言うか、鬼畜かよ!とは思うんですね。

どんな状況でも「数十円でも安いもの」を求める傾向は昔からあり。
これ、夫に同じことをやってみても平気なんです。夫の価値観なので。

「収入が決まっているなかで支出は減らしたい」を発動する。


長男が生まれた時も
産院の食事受け付け時間が過ぎて出産したため、助産師さんから
「旦那さんになにか買ってきてもらって食事を済ませて」と言われた。

こちらとしては命がけで生んで身体はボロボロ。

そこに「三割引き!」と書かれた弁当を買ってきた夫にものすごく怒りがわいた。

出産、なめんじゃねぇよ。こんな日くらい良いものが食べたい!と。

本人的には
「妻は値引き品を買ってくるから大丈夫」
安直にそういう思考回路。

それを出産直後、やられる相手の気持ちまでは想像つかない。

1個のことしか考えられないというか。
前例ありき。


結婚当初はホント、毎日バトルで

「腰も座っていない赤ちゃんを、
義母の還暦祝いのために片道5時間以上、
しかも二泊3日なんてふざけんじゃねえ!」
という私と

「チャイルドシートの安全性」
「旅館は個室で自宅と変わらない。むしろ食事も風呂も何もしなくて済む」を熱弁する夫。

確かにチャイルドシートの取説には
「適宜、休憩しながら使用する」と書いてあり、

夫的には、
安全基準を満たしていて、休憩しながら使用するならなんの問題があるのだ。とガチで言っている。


師匠、曰く
「赤ちゃんを思う気持ちは同じだが
考え方が違う」

最初はこの言葉をまったく理解できなかったのだが、

夫は、
安全性が確証されているものを、正しく使えば問題点ないのに反対する意味がわからない。
これを貫く。

くそ義母の祝いが入ってくると、またさらに行きたくない別の感情が付帯されるので
一旦、抜きにしても

こちらは「赤ちゃんの負担を考えると長時間、車にのせたくない」

共に「子供の身体への影響を懸念する」
視点は同じだが、対応に対する考え方が違う。


ホウ……。とは数年を経て、なんとなく府に落ちたんですね。

ただ、人間の心理って方程式のように
数式に当てはめたら答えが出るかというと
それはなくて、

いくらチャイルドシートが安全でも
車内で泣かれる、オムツ替え、授乳、こまめな休憩と赤ちゃんにはやること満載で
5時間の車内での拘束は実際問題、疲弊する。

ここまでは夫は理解が及ばない。
ただ、子どもが泣くと猛烈に焦る。

喘息持ち=プール発言
の図式も同じで

「根本解決をすれば、喘息が落ち着く」
これを何年もいい続ける。


 

 

 

 

女性は結果よりプロセスが大事。


男性はプロセスより結果が大事。


なんてよく言いますけど、

まさにこれで、


夫は結果だけしか重視しない。


なので、ただ聞いてほしいだけの

愚痴やら心配ごとを言えば、こちらが求めていないのに

「こうすれば解決する」を押し付けてくる。


結果を出すためには手段は選ばないので

周囲と摩擦が起きる。


方向性は似ていても、手段が違うので

夫は「妻に理解してもらえない」になる。


この人、非常事態というか、慣れてないことに臨機応変に対応できないので、


「わからない」を平気で実践する。


聞けばいいのにそれもしない。

本人は冷静を装うも、心底パニックに陥っているのを長い結婚生活でなんとなく察した。


師匠に

「夫さんは、経験したことが全てで、そうじゃなくなると不安で逃げたくなるのよ」と言われ


なるほど。と。


非常にめんどくさいんですが、特性ととらえないとやっていけないのが現実。