事件を風化させない。法律のジレンマ | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

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過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。

長女が私立中学時代、

教員に着替えを盗撮された事件があり(私立の隠蔽 カテゴリ参照)


当時、自身で集めた証拠、証言、進捗状況。

弁護士との委任契約関連、

加害者への公正証書、

PTSD発症の医療に関する全て

スポーツ振興センターとのやり取り

謝罪文要求、慰謝料


その他の一切をまとめたものが

A4ファイルに数冊。

無印のファイルボックスに項目ごとに集められていて


こちら、いまだに処分はしていない。


我ながらよくぞここまで時系列で

全てを記録し保存している。

と思う莫大な量で、そこに費やした時間と、憎しみと、疲弊した精神が目視できる。


処分しかねる理由として

事件の風化を止めない。というのはもちろんだが


加害教諭(免許剥奪済み)の再犯の可能性と、逆恨み


3年経過しても尚、学校側と

解決していない案件(こちらは永久解決しないことには承諾)


があり、私はおそらく永久にこの一切を処分しないと思う。


「被害にあった」場合、大抵が裁判の判決を以て終結。とはなるなかで

加害者、加害者が所属していた学校という組織が存在する以上、



証拠品や経緯は処分しかねる。というのが被害者感情。


進級、 進学の準備のこの季節、

子どもたち3人分の不要なプリント類を処分する度に

同じ場所に保管してある

盗撮事件の資料一式は不動にその位置に置かれたまま。



四谷大塚の塾講師が12人の子どもを盗撮し、画像と共に個人情報を流した件で

懲役と執行猶予の判決が出て


 世間では懲役2年と言うことに

【軽すぎる】との反応が出たが


一部の弁護士らが述べるように

実際はよくぞここまでの審判が下った。と言うのが私の感覚。


事件と呼ばれるものに捲き込まれないと

わからないのと

視点が変わるというのは

自身が体験して強く感じるのだが。


・被害者がどれだけ意志を貫き通せるか

・弁護士の有能さ


この部分はもちろんだが

・ 地裁の裁判官の当たり外れ


ここが実際、最難関で

これが不服で最高裁に行くわけで


人が人を裁くときに

法律は両面から解釈できる部分が大半。

曖昧さが多いと思う。


双方の主張がぶつかり合う中で

渦中に関係のない【裁判官】が

その後の人生を左右するものを決める。


都市伝説でもなんでもなく

「見た目」だけで心理に訴えかける威力は計り知れなく


清楚な美人と、そうではない者が

同じ事件を起こしても

心証が変わり、判決も変わる。


こんな、人間が人間を裁く世界が実在し、

日々おきる【重大事件】ですら内容にあやしきものは多々ある中で

ニュースにも取り上げられないものは

判例通りの域すら出ない。


法治国家で、罪に問われないように

善行と思われる行動を意識していても


突然、捲き込まれる事実。


そして、

加害者、被害者、目撃者、警察、世論、

様々な者が好き放題動き

こんなに軽く扱われるのか。と思うことに遭遇する。


それら含めて

世の中を見る目が変わり

大抵のことに心が動かなくなる。


理不尽。この一言に尽きる。