｢人のもの（既婚者）だから取りたくなるのか。それは性癖なのか。独身じゃダメなのか｣
ここは渦中を見てきてずっと思っていたわけです。
女が独身、男が既婚者。のケースって
私が知る限り、
男はそれほど熱量ない。
バレなければいいの域を超えない。
とにかく遊びたい。それだけ。
他にいい物件あれば乗り換え可。
むしろ、女を思う時間はなく
ご機嫌取りと、妻にバレない工作に必死感。でもバレる。
時間帯の不自然さと携帯チェックの多さでバレる。
一方、女は熱量ハンパない。という温度差。
脳内がおめでたいので慰謝料請求も受けて立つわ。くらいの勇ましさ。
ヘタにカネ持ってると余計強き。
女も既婚だとまた違う（自分の夫や子どもにバレるから）ので、無理難題は双方要求せず、粛々と暇潰し割り切り恋愛をしあう。
独身の場合、その辺は整理する物がない不倫界のミニマリスト。
あるのは時間とお金だけ。ないのは心の隙間を埋めるもの。
ドォォォーン！！（喪黒福造）
大抵が、男側に
魔が差すのか単にバカだからなのか（確実に後者。前者であってもリスク管理出来ない時点で無能。イコールどっちも愚者）
男が飲みにでも行きます？的な
思いつきで
ふわっとした話題を振る。
と、女はVIP扱いキター(･∀･)！！
的になる。
奥さんより私を選んだ。に変換される。
結婚生活したことないから
そんな天秤自体がない。というのを理解しない。
奥さんがいて、サブで自分がいる。という立ち位置が、いつの間にか脳内で逆になる（一方的）
｢紙一枚（婚姻用紙）｣の威力と法的効力を
経験してないからこの辺をめっちゃ軽視する。
前話に出てきた同僚女。
よく言えば平安時代なら美女枠。
現代で言うざんねんな生き物。
顔が何せ平安時代。というところで
既婚者から声がかかると
運命に切り替わる。
独身男性vs平安時代の設定はすぐ破局になる。
平安時代がいちいち重いから。
毎日電話。休みは私を優先あたりまえ体操。みたいな。
｢右足を出して左足出すと、歩ける｣を自然に要求してくる。
そりゃ、構造的には歩けるんだが、全て彼女中心にはいかないわけで
そこでブーたれてかまってちゃんしてみると、めんどくせっ！となり強制終了される。
ここで既婚者男はある意味、結婚生活とはなんたるか（忍耐と単調の繰り返し）を知っているので
しかも熱量もない時点で
平安時代の重い圧をかけられても重く感じない。
圧をかけても受け入れてくれる（というかそもそも圧と感じていない）から圧かけ放題祭りに突入する。
圧かけ放題祭りなんだが、土日祝日は家庭に奉仕。夜は帰宅。というところは
妖怪、サミシイに変身して耐えられる。
完全一人になるほうがサミシイから。
次の男を探してみても｢なんか足りない｣となる。足りないのはお前の脳みそだ。と思うが、独身男性ではとにかく足りない。
ここが不思議。
｢天秤｣と｢制約（障害）｣がないと刺激がないんだろうな。
と言うのが渦中を見てきて思った部分。
男の方も本能的に浮気がバレたらヤベぇ。社会的に。というのはあるが、
基本行き当たりばったり主義なのでその先を想像できない。ここに関しての知能指数が果てしなく低い。
単身赴任できていて、独身女（40代の完全未婚）と不倫していた部長もいたが、
単身赴任終わり自宅に戻るときの捨て方はすごかった。
何もなかった。かのように去る。
相手の婚期逃した責任とか当然ない。
残るのは、女の因縁だけ。
堂々と会えない、不貞行為は違法。
と言う中で、なんでわざわざそんな制約だらけの道を選んで、
常に見えない敵（妻）とたいして価値もない男の勝手な取り合いをして
しかも略奪成功しても幸せにならないのか。と言うと、
夢が現実に変わるから。だと平安時代の離婚話を聞いて思った。
手に入れたら現実になっちゃう。
普通に恋愛結婚してもうまくいかねぇのが結婚なのに
普通じゃない結婚してうまく行く方がおかしい。
既婚者を選ぶ時点で、この辺すべて含めて歪んだ性癖なんだろうなと思う。
本人自身にコンプレックスやらなんらかの認知の歪みがあって、善悪の判断がつかない。
既婚者側も｢病めるときも健やかなるときも｣なんてそもそも右から左に聞き流していて
アーメンソーメン言わされるだけ言わされるが、
婚姻用紙がなにを意味するのか。
そこにどれほど責任か付きまとうのかを自分事として考えない。
一人で自爆する分にはかまわんが、配偶者がダメージ受けるなんて考える脳が前提にない。これは当人、生涯わからない。
バカな男とバカな女の需要と供給が一致するから不倫はあるが、
バカはバカの域を出ないので想像力が極端に欠落している。
ここを問い詰めてみても
マトモな答えはこない。
やってることがマトモじゃないから。
