娘が教員から盗撮された事件から3年が立ちました。刑事訴訟の時効成立です。
国は本日を以て、加害者を処罰出来なくなりました。
私的にはこの時効成立は1つのケジメ的なものにはなります。もちろんあえて泳がせていた3年は加害者の心理的にも恐怖でしかなかったとは思う。
元から刑事公訴するつもりはなかったので他のやり方で潰しました。
今まで「盗撮罪」というものは法律にはなく、
検挙しても、迷惑防止条例違反、軽犯罪、住居建造物侵入罪のいづれかもしくは複数を組み合わせてもたいした刑罰にはならん。
というそれはそれはふざけるな。
という被害者の母としては複雑な日々。
2023年7月からは厳罰化され
性的姿態撮影等処罰法、いわゆる撮影罪が新設。
撮影罪の法定刑は、「3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金」
に変わりました。
渦中はこの適用はなく、
迷惑防止条例違反、軽犯罪、住居建造物侵入罪の中で一番重い、住居建造物侵入で起訴したとしても三年以下の懲役、または10万以下の罰金。
そして何より、学校側から刑事訴訟をするなという圧がかかり、こんなクソみたいな刑事罰より民事で制裁を食らわしてやると
私は娘の許可を得て、民事でやりました。
加害教諭は初犯。刑事訴訟したところで罰金1万払ってドロン。なのは常識的にわかっていたので、刑事訴訟の手間を考えたらこんなものに時間を割くことが無駄。
徹底的に潰すために、まず初犯かどうかを洗い出すため
加害教諭に「任意提出」させたPCやスマホ端末を全て分析。画像の保管等含め、消去データの復元をするも該当画像が復元できた以外、おそらくシロ。という結果。
私は警察ではないのでいくら目の前に加害者がいても任意提出以外、出来ない歯がゆさはありました。
だが、画像を洗い出してますます刑事事件化は意味なしと判断。
無駄に無能な警察官にあたり、データ復元失敗(管轄はサイバー関連になるが)やら、捜査不十分なことをやりかねないのは承知。
警察がどこまで本腰を入れるかを一番に疑いました。
盗撮で興奮を覚える変態は、専門サイトに自分の成果を流して楽しむという性癖もあるので、こちらもログイン履歴を復元するもそっち系ではないタイプ。
端末を警察が押収してしまうと加害者も被害者も何も口だし出来ない&進捗非公開状態になるのは避けたかった。
「相談」というカタチで警察に調書は残しました。あとはこれを相談番号からいつでも告訴に変えられるので。
私の性格的になんで刑事罰にしないんだ。と思う人もいるでしょうが、
もちろん、罪名が適用されるというメリットはあるが迷惑防止条例違反なんてタバコのポイ捨てと同じですからね。
建造物侵入でしょっ引いて複数犯行認められたら刑事訴訟という当時の私の打算が
正真正銘の初犯。
日本ってこのくらいの事件だと初犯と再犯や他にも犯罪を行っているケースとは扱いが雲泥の差。
だったら民事で社会から抹殺を選んだわけです。