幼い私は「怖かった」んだと、やっと気づいた | 日々是好日

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幸せは『在る』

昨夜、夫の留守中、

一番上の子どもと言い合いになり、

汚い言葉が飛び交った。

 

いつもなら、カッカしてイライラが尾を引きがちなんだけど、

Beトレで「子育て」がテーマの回を見たのもあったのか、

 

子どもが珍しく、いつも以上に

私を罵倒して、ボロクソ言ってたのを、

 

あーーーーー、

わたしは、こんなに実母に怒ってるんだー。

こんなに文句を言いたいんだー。

 

でも、ほとんど一緒に暮らしてないし、

こんなに暴言吐いて、ブチキレたことってないかも?

 

実母のことを母親と認めたくない私と、

やっぱり母親だから、子ども(私)がボロクソ言ったら傷つけるかも、

とか、私はいっぱい傷ついたのに思ってしまったりもしてたなぁ・・・。

 

なんて考えたりしてた。

 

そうこうしてたら、夫が帰宅して、空気を感じたのか、

「また何かやらかした?」

って言われたけど、

 

私も子どもも特に責められる訳でもなく、

淡々と時間が過ぎていき、

 

一番下の子と一緒に居て、

そろそろ寝る時間だなぁ・・・、

と思ってたら、

 

「よしよし。

怖かったねー。

怖かった、怖かった。

 

ママはね、たまにこうしてあげないとダメなんだよー」

 

って、突然、一番下の子どもの前で抱きしめて、

背中をトントンしながら夫に言われたと。

 

 

そしたらねー、

「怖かったね」という言葉に反応して、

なんか、泣けてきてねー。

 

あーーーーー、

わたし、小さい頃、すっごく怖かったんだーーーー。

 

怖くて、怖くて、仕方なかったのかも。

 

って、気付いたと。

 

 

でも、その怖さを封印して、

 

傷口に触れると、

怖いし、痛いし、

 

またどうせ私を見捨てるんでしょ?

誰も信用なんて出来ない。

 

そんなふうに思って、負け犬の遠吠えみたいに、

キャンキャンいつも怒って、人を寄せ付けないようにしてたんだ。

 

 

 

 

さて、気付いたからには、どうしたらいいかな?って思って、

 

怖かったねーーー

ほんと怖かったねーーー

もう大丈夫だよー

よく頑張ったねー

今まで守ってくれて、ありがとう

 

自分に言葉をかけてあげました。

 

 

その間、とめどなく流れる涙と鼻水。

一番下の子がとても心配そうな顔で、

私にくっついたり、よしよしヾ(・ω・`)してくれたり、

大丈夫よー、って抱きしめてくれたり。

 

完全に親子逆転だったけど、

 

子どもの前で泣いてもいい。

情けない姿をさらしてもいい。

 

なんとなく核心に近づいたような・・・。

憂鬱だし、怖いし、見て見ぬふりしたいけど、

 

自分をわかってあげられるのは、自分。

ここは逃げずに、踏ん張って向き合おうと思います。