これはへたれで ダメな男である 俺の
バイト先で 起こった 出来事である。
バイトが決まって 数か月のこと
ダメな男の俺は 意外に 仕事はするほうだ
その日、 数日前から 毎日来ていたお客さんから
初めて、食べ物の注文があった。
注文は「たこやき」であった。
「はいはいはいよーっと。」 (・∀・)
基本的に 俺は 自分がされて
嫌なことは しないようにしている ( ̄▽+ ̄*)
注文があれば さくさく 作って さっさと出す
待たさない コレ ダイジデスネ
なんとなく その日はテンションが高くて
鼻歌交じりで お客さんのいる 個室へ
たこやきを持っていった。
コンコンッ
「 失礼しまーす。たこやき お持ちしましたー。 」
お客 「 はーい、どうぞ 。」
たこやきを渡すまでは 普通だった お客さん
たこやきを見た瞬間
お客「 これ、マヨネーズ 少ないよね?
もっとくれない?」
たまぁ~に こういうことはある
へたれでダメ男な俺は こういう事態にも
慣れてきていた。 ( ̄ー☆ <ふふふふふ・・
「わかりました。 追加してすぐお持ちしますー。」
小さい小皿にマヨネーズを 入れて
戻った 俺
お客「 えー、 これ少ないじゃん ケチってるの?」
(`ε´)
ここで カチンときた ヽ(`Д´)ノ
少なくねーよ!!! ( ̄∩ ̄#
俺だったら 最初のマヨネーズの量で
文句は言わない
さらに追加で持ってきた量も あれだけ付けたら
もう たこやきじゃぁ なくなるくらいの量だった ( ̄_ ̄ i)
お客「 もうちょっと空気読んでくれないと 困るよ~。」
┐( ̄ヘ ̄)┌
なんだよそれ
マヨネーズの量を 空気読んで もってこいってか!!!
ひきつった笑顔で 追加を 持ってくるとお客さんに伝え
キッチンに戻った 俺
ムカツクーーーーーー
( ̄へ  ̄ 凸
文章で表現できないほど ねちねちした
言い方で言われたので さらにムカついてた 俺
こうなったら
俺は ご飯を入れる お椀に マヨネーズを
入れることにした
マヨネーズの容器(業務用で デカイ)の
ほぼ全部 入れてやったぜ
もう こうなると 意地だ
このマヨネーズの量は たこやきに付けるんじゃなくって
たこやきを付けるって 言葉が合うモノになっていた・・・
これチーズフォンデュじゃなくって
マヨフォンデュだぜ・・・・ (死
くっくっく ・ ・ ・ ・ ( ´艸`)
これで あの お客も 文句いわないし
これ全部 くえねーだろう
勝ち誇った 表情で ( ̄▽+ ̄*) お客さんのとこに戻る俺
お椀を渡した 瞬間
お客「 ∑(゚Д゚)」
めちゃくちゃ びっくりしていた
そりゃ そうだ びっくりしないわけがない
「 このくらいあれば 問題ないですよね?」 (・∀・)
にやっと 笑いながら 勝利宣言のように言ってやった
お客さんは 今の俺の言葉を 挑戦と 受け取ったようだ
「 あ・・ああ、も・・問題ないよ。」 (((( ;°Д°))))
明らかにテンパってる お客さん
「(くっくっくっく・・・・ )」
顔がにやつくのを こらえて 受付に戻る 俺
さっきまであった嫌なことを 忘れ
そのときは 仕事に戻った
・ ・ ・ ・ 数時間後
トイレ掃除から 戻ると
たこやきの お客さんが 帰っていた。
「(どうせ マヨネーズ残してるんだろう
あれ食ったら マジで もう人じゃねーよ)」
(・∀・)
さっそく 掃除ついでに 様子を見に行った俺
個室の扉を開けて 中を見た瞬間に 衝撃が走った・・・
お椀 カラですよ・・・・
ありえねぇ・・>( ̄□ ̄;)
しかも わざわざ目につくように マヨネーズ入れた
お椀だけ 椅子の上に乗っけてやがる・・・・
ま・・・・負けた・・・
orz
お客さんの 根性が 俺の 意地を超えた…
軽い ショックのまま 受付に 戻った 俺
その時 店長が マヨネーズの中身の
減りすぎに気付いたようで \(*`∧´)/
こってり 怒られた へたれで ダメ男な
俺なのであった・・・・
今日の一言「 へたれで ダメ男は 基本的に勝てない 」