漫喫にアルバイトが決まって
数か月が過ぎたくらいだったろうか
へたれでダメ男な 俺であるが
仕事は 覚えるのは 早いほうである。 (-^□^-)
(そんなにおぼえような仕事がないんだけど・・ )
ある日、 個室に入っている お客さんから
食事の注文をもらった。
食事を作り 個室まで持っていく 俺
コンコンッ
個室のドアを ノックする
店のマニュアルで お客さんの返事があるまでは
ドアは開けてはいけない とのことだ
・ ・ ・ ・ ・ 十秒経過 ・ ・ ・ ・
返事がない 無人か? ( °д°)
耳をすます 俺 なんか音が聞こえる | 壁 |д・)<どれどれ・・
「 いるなぁ・・・・ 。」
こういうお客さんもたまにいる
イヤホン付けて大音量で何か聞いてると
ノックくらいじゃ 気付かない
めげずにノックする 俺
コンコンッ (さっきより強め ( ̄ヘ ̄)
・ ・ ・ ・ ・ 三十秒経過 ・ ・ ・ ・ ・
へ・・・返事がねぇ・・・・
早く渡さないと 食事がさめる…
「 しかたない 。」 (;´▽`A``
これは奥の手だ
少し 扉を開けて 声をかける
「 お客様ー お食事を お持ちしました~ 。」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 無視かよ (。・ε・。)
ここまで手ごわいのは 初めてだぜ
焦る 俺 周りの個室にいるお客さんも
ざわついてきた まずいなぁ・・・
俺は 思い切って 身を乗り出して 声をかけた
「 すいませーん」
びっくりしてイヤホンを外す お客さん しかし・・・
「 な・・なにしてんのよ」
勝手に店員が入っていたことに キレたお客さん
食事を持ってきて ノックしたが 気付いてもらえなかったことを
説明するが 怒りは収まらない模様だ・・・
「 あなたが 来たせいで ゲームが中断しちゃった
じゃない どうしてくれるのよ まったく こんな冴えない
店員に邪魔されるなんて!!!」
などと言われる 俺
↑ぶっちゃけ そうとう我慢してた
俺から言わせてみれば
「 飯 頼んだなら 来ることも
考えておけよーーーーー」
ヽ(`Д´)ノ
なのだ 俺が間違っているのか
さんざん 言いたい放題 言われた俺
そのお客さんは ご飯を食べた後 怒りながら帰って行った
ったくなんだよもぉ~・・・ が 俺の心のセリフである
数日後
二度と来ないと思っていた そのお客さんがまた現れる・・・
∑(゚Д゚)<マジデスカ
今回も ご飯の注文が入った
前に 怒られた俺としては 次飯を持っていくと
いい印象は与えないだろうなぁ… と思い
他のバイトの子に 代わりに持っていってもらった
(。-人-。)<ゴメンね・・・
数分後・・・ その子は帰ってこない
「 あれ おかしいな・・・。」
心配していると 怒りに満ち溢れた顔で
その子は帰ってきたのであった
「 あの人 信じられないんですけど… 」
理由を聞くと 数日前と まったく同じことが起きていた
( ̄□ ̄;)
ダメだ あのお客さん・・・・ (´・ω・`)
そう思った 俺であった。
そのお客さんは なぜか 常連客となり
毎回毎回 食事を持っていくときに いざこざになり
みんな その客さんのところに 飯を持っていく
ことを嫌がるようになった・・・
「 toshi♪さん なんとかしてくださいよー 」
と 気がつくと なぜか 俺が毎回 毎回 そのお客さんへ
飯を持っていく 係りみたいになっていた…
なぜ????
(=◇=;)<ナンデ オレダケ・・・
それから 毎回のように 飯を持って 怒られに
行く日々が始まるのであった・・・。
今日の一言「 いやな仕事は へたれで ダメな男に回される・・ 」