先日、RED SPIDERの緊急事態に遊びに行かせてもらいました。

そこで久々に関西のいろんな方とLINKできた。

 

ゆっくり話せて、自分がやるべき事を再確認しました。

 

 

 

DOZANさんは過去に生死を彷徨うような事故にあい、壮絶な日々を送っていたことを今のブログで書かれてる。

俺が療養中の時に、DOZANさんの復活ビルボードLIVEをなんとかかんとか観に行くことができて、流れがいい方向に変わったって話は前にもブログに書いたね。

 

久々にまたお会いできて、DOZAN11さんと、これまた数年ぶりにお会いできたRED MONKEYさんと少しゆっくり話せた。

 

 

そしてRED MONKEYさんがまさかの俺と同じ病を患っていることを知りました。

 

 

体に色々と事情を抱えた杖を持った3人で、病人あるあるなど話して盛り上がりw、これを詳しく書き残していくことに決めました。

 

 

 

俺とRED MONKEYさんがずっと苦しまされてきた『頚椎症性脊髄症』という病気。

病気とはまた少し違くて、体の変化、変形により、普通の生活にも支障が出るような症状が現れます。

覚えるのも大変な名前な上に、包帯巻いてたりするわけでもないので周りからみたら分かりづらい、伝わらない地味~な辛さ、キツさがあります。

 

 

 

活動休止する時にブログに、なぜLIVEができなく、活動休止を決断するまでに至ったのか、

なかなか伝えるのが難しく、少しでも理解してもらえるようにと事情を説明したり、愚痴もこぼしつつ色々綴りました。

 

 

その時のブログ

 

 

RED MONKEYさんは最近その記事を読んでいただいたみたいで

そこで言われたのが

 

会えて良かった。

ずっと話したかった。

ブログなどで症状のことなど発信してくれてありがとう。

 

なんどもありがとうと言われた。

 

 

それぞれ度合いや進行状況、治療法に違いはあるが、症状や味わってきた地味な辛さにめちゃくちゃ共感できた。

RED MONKEYさんも俺も初めて共感できる人に会えた。

自分では周りにうまく説明できず、ただサボってるように見えてしまったり、理解してもらえなくて大変だったと。

 

その気持ちめちゃくちゃ察します。

俺も辛さキツさをぶっちゃけて話せる人に会えてすごく気持ちが楽になった。

 

 

 

それってすごく大事なんだなって改めて気づきました。

体のケアももちろんだけど、病は気からとはよく言ったもので、心のケアをしなきゃいけない。

 

 

俺の発信で少しでも心が軽くなる人がいる事を知った。

この経験、療養期間で2年以上もの時間を無駄にした。

なんて思いたくないし、そんなわけない。

きっと意味があるし、そうなるかどうかは俺次第なわけで。

 

似たような症状だったり、違う病気で苦しんでる人でも共感できる部分があったり、少しでも何かの、誰かの役にたてば

この2年間もすごく意味や意義のある時間であり、経験になると思いました。

だからもっと自分が味わってる『頚椎症性脊髄症』に、もう少し焦点を当てて書き残していこうと思います。

 

 

リアルタイムだと重くなりすぎただろうけど、少しタイムラグが出来たおかげで

重くなりすぎず、でも素直にその時の事を書いたり、治療法やどういう経過だったかを綴れると思います。

基本文章ばっかりだし、興味なかったりの人はスルーでお願いします。

 

 

 

活動休止してから手のリハビリも含め、メルマガを始めたりしてますが

まあぶっちゃけPCで文字打つのも最初は本当きつかったし、今も時間はかかるから焦らずゆっくり更新していきます。

 

 

何せ今も継続中だし、これからもずっと付き合っていく自分の体の事だから。

 

 

 

 

 

 

今現在も下半身は痺れたまんまなんですが、前に比べたらかなり軽くはなってきてる。

一時期、全然立てなくなって車椅子生活してた時が100で、患う前の体が0だとしたら今は40~60くらいの間を日によって行き来してる感じだろうか。

天気や気温、気圧などにも結構左右されます。

疲れやすく疲れが抜けにくい。

細かい事言い出したら山のようにあるけど

何よりだるいのが1度痺れだしてから今現在に至るまで、0になる瞬間が1度もない事。

 

ずーーーーーっと痺れてるのは半端じゃなくストレスではあります。

最初はたまらず、自分のベッドの上で何度も本気で発狂しました。

そんなのも人生で初めてです。

 

 

そういう細かい事や恥ずかしかった事も含めて少しずつ書いていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

明らかな変化、体の異常に気付いたのは2014年5月のこと

4年ぶりにワンマンツアーをやり、大阪、福島と周り、最後の渋谷@wwwでのLIVEの時だった。

 

 

ストーンドロッカーズ フルバンドセットとの2時間以上のLIVEをやり終え

一度控え室に。

会場からはアンコールの声が響き渡る。

 

俺は着替えを済まして再びステージに戻り、3曲ほどやる予定だ。

汗でビチョビチョになったシャツを脱いで着替え、その後ズボンを履き替える時

 

 

あれっあれっ!?

よろめいて、倒れそうになり壁にもたれかかる。

 

あれっ?なんかズボンが履けない。

2時間のLIVEやった直後とは言えどんだけ疲れてんだよ!

心の中で思った。

 

何度か履こうとしてみるが、片足をあげた瞬間立ってられない。

力が入らなくてフラついて倒れそうになってしまう。

 

 

アンコールが始まってからも時間が経過した。

ストーンドロッカーズのメンバーは準備を終え再びステージに戻り準備OK。

この時には、アンコールでもう数曲やるというのはお客さんには分かっているだろう。

 

それでも俺はまだズボンだけ履けずパンツのままだった。

 

おかしいな。

しかし予想異常に疲れたな。

とにかくもう出番だ。

 

ということで、椅子に座りながら少しずつゆっくり、片方ずつズボンを履いた。

そして靴も履き準備はOK。

さあ行こう。

 

ステージまでの4~5段の階段がだいぶ重くてフラついた。

みんなが待っているっていうのだけが力になり、ふらつきまくりの踏ん張りきかない状態だったが、なんとかごまかしつつアンコールもやりきった。

 

 

そのあとにアフターPARTYをUP TOWN FRIDAYでもやってもらったが、この時には足だけでなく、喉にもなかなかダメージ受けてしまって自分としては不甲斐ないLIVEになってしまった。

せっかくやってもらってるのに本当に申し訳ないし、そこは必ずリベンジしに行くとして。。。

 

 

とにかく長丁場のワンマンLIVEの疲れのせいだろうと思っていたので、がっつり寝れば治るだろうと思っていた。

 

疲労困憊でがっつり寝てゆっくり休んだ。

 

 

しかし、起きてからもやっぱ膝がおかしい。

歩くと勝手に膝カックンみたいな風になる。

なんかビリビリして力が入らない。

 

おかしいなと思いながらも、寝まくって腹減った俺は近くのご飯屋さんに行った。

たしか暖かい日だったのもあり、簡単な服装、Tシャツ短パンにスポーツサンダルみたいな格好でサクッと一人で行った。

飯を食い終わって歩いて帰っている途中、履いてたスポーツサンダルが何もない地面に引っかかって転けた。

真っ平らなアスファルトの地面で。

ただ転ぶって何十年も経験なかったし、思いもしてなかったせいか全然受身が取れず

手のひら、膝、肘を強烈に擦り切ってなかなかの血だらけになった。

 

えーーー。

 

急に大胆に転けたもんだから恥ずかしさと痛さでちょっとテンパった。

 

 

この時に初めてやっぱ身体がなんかおかしい。

って気づき、異変を認めざるを得ない感覚になった。