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日原鍾乳洞 その1

やばいわ。洞窟行ってないわ。会の存続が危ういわ(ブログが更新されないだけ)」

とやや焦っていたここ数か月。会長の責務を感じ副会長と行ってまいりました。



「ね~日原行かない?日原!」


わたしの憧れだったんです日原鍾乳洞!(電車で行くには、あまりにもアクセスが悪いので断念していた)


関東最大級の観光鍾乳洞ですから、「洞窟探検愛好会」を名乗るなら一応行っておかないと!

ただね・・・・むちゃくちゃ遠かった・・副会長は海老名から、わたしは大井町から・・


まず目指すは「奥多摩」です。


品川と海老名、双方8時頃に出発して、「青梅」で合流。奥多摩に着くのが10:32分。

遠い・・2時間半あればね、ソウルに着きますからね!





―電車のドアが手動でしか開かないんですけど!金沢以来だわ。

―何言ってんのよ。わたしなんか海老名からすでに手動ドアよ!ねぇもうケツ痛いんだけど。




そんなメールを交わしながら、ようやく「青梅」につきました。


でも、少しだけ先に着いているはずの副会長の姿が見えません。すでに緑の深いホームを見渡しても、登山スタイルで決めた中高年の皆さましか見えない・・・ん?牧歌的な光景を一瞬で壊す、奇妙な配色が視界の隅を掠めます。


「ちょ・・副会長!」


慌てて捕まえ、一緒に電車に乗り込みます。もちろん、コレも手動ドア。雪国が寒さ対策で手動にするんだと思っていましたが、違うんですね。





電車が動くなり、副会長が言いだしました。


「ねぇねぇ、奥多摩ついたらバスに乗って鍾乳洞行くんでしょ?バスの時間は?あったしさー乗り換えに頭がいっぱいで調べてないのよね」

「え、あたしも。でも駅着けばバスあるんじゃない?」


うん。乗り換え多かったからね、2人とも着いてからのことなんか考えてないよね!秒殺されそうな眼で副会長に睨まれたわたし。怖い~!なので、ちょうど歩いてきた車掌さんに、


「すみませーん!日原鍾乳洞行きたいんですけど、駅ついたらバスありますか?」

多分、おそらく。この周辺では奇妙な服装をした副会長を一瞥し、軽く引きながら車掌さんが言うには、

「時間がずれると待つこともありますけど、30分も待てばバスが来ますよ」




そりゃそうよね。名高い観光鍾乳洞だもの。


すっかり安心したわたし達は、元気よく奥多摩で降りました。改札の駅員に日原鍾乳洞行のバス停を聞いて、さぁバスへGO



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「・・・アレ?」

「ちょっとぉ~!なにこれ次のバス、12時40しかないじゃない!」、




・・・田舎舐めていました。知ってた。なんとなく知ってた。バスの本数が少ないことも、今日が観光客の来る週末ではなく平日だと言うことも。

でもね、まさか2時間も待つなんて想定外です。てか車掌さん・・・30分って・・週末の運行表じゃないの!


ふと見渡すと、観光センターがあります。どうやら奥多摩も登山口らしく、やっぱり登山スタイルの中高年の方々が出入りしています。




「タクシーで行けないかなぁ(すでにタクりたいわたし)」

「えーバスで50分かかるんでしょ・・・ねぇ?歩いていけるんじゃない?日原」

突如、そう囁く副会長。2時間待つよりは歩いた方がいいに決まっている。わたしはなんの疑いもなく、観光センターのカウンターに叫びました。


「すみませーん!日原鍾乳洞に歩いて行きたいんですけど!どうやって行くんですか」

「歩いて・・・・?無理です無理。次のバスまで待ってくださいね」


絶句して首を振るセンターの方。・・・え?なぜ「歩いていける」とかガセネタをわたしに流すのか。そしてバスで50分もガセでした・・正確には・・奥多摩から30分ぐらい??(正確じゃない)



「じゃあバスを待ちますけど、この辺に喫茶店的なモノはありま・・」

「まだ空いてません(即答)。河原があるから河原に行ってみたらどうかしら?」


河原で2時間かぁ・・。すでに太陽は燦々と輝き、どう考えても焼けそうな・・


「じゃあスタバは?ない?じゃあドトールは?ないのか~じゃあマック・・・」


会長として一応聞いてみましたが、やっぱりないようです。いやないですから。どう見てもないようです。



でもまぁせっかく来たし、時間もあるし、紫外線を全開に浴びながら河原へと向かいます。建物も閑散として、人もあまりいません。



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「あ」

三本杉。(を撮る副会長のケツ)

日本一高い杉の木が河原へ行く途中にありました。ん?日本一高いんだっけ?(すでに記憶が曖昧)でも、だんだんテンションが上がってくるわたし達。坂を下って行くと・・・・・・・


「吊り橋ぃぃぃ!」



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可愛いでしょ!ゆさゆさと橋を揺らしながら、副会長が彼岸の国へと渡っていきます。ちがった対岸ね。



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対岸をしばし散策するものの、元の岸からじゃないと河原に降りれないと途中で気づき、再び吊り橋を。ここは多摩川上流になりますので、水がすごく綺麗です。





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川辺で石投げをして遊び(すみませんアラフォー2人)、時間を潰しているウチに、程よい時間になったので、観光センターのお勧めの喫茶店で軽食を食べ、バス停へ。すると・・


「わーん、鍾乳洞行のバスだぁぁ」


ようやく、鍾乳洞に行けるようです。よかった!・・・・でもね、その頃からだんだんと空が曇ってきたんです。




「えええ~雨が降るんじゃない?チャングムに嵐に浚われたらどうしようって言ったら・・」

「振らないわよ。わたし傘持ってきてないし」

「ううん。その時ちかちゃんを差し出して逃げて来いって




・・・・ちょうどバスが断崖絶壁を走っていたので、なんなら山の神様に差し上げようかと。でも、やや軽率だったのは、誘ったわたしもです。


こんな山奥だなんて思っていなかった!


こんな場所日帰りで来るものなんでしょうか。軽い後悔のウチに、バスは「鍾乳洞」につきます。とりあえずバスを降りると・・・・



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登り坂をとりあえず歩けと。



今にも降り出しそうな曇天の下、わたし達は「日原鍾乳洞」を探し求めて歩き出したのです。


※つづく(副会長のケツばかり撮っていますね・・・)













WRITER・・・・・


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WHITE-TARA  chikako kanayama

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