”『新ハムレット』立ち稽古1巡目” 太宰に見惚れて焚き付けられて。。まりえ先生の中のぱるるを探る | 散り急ぐ桜の花びらたち~The story of AKB.Keyaki.Nogizaka

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小説家を目指しています。ゆいぱる推し 京都地元大好き 鴨川のせせらぎと清水寺の鐘の音の聞こえるところに住んでいます。





みなさんこんにちはマナです

立ち稽古始まってるようですね

まりえ先生のブログ
先生には申し訳ないんですけど
私のブログはぱるるを語るのがほぼメインのようなブログなので
とりあえずは先生のお話の中にぱるるの匂いを探って探って読んでます(笑)


机を前にしていると

どんなに意見交換を重ねて

読み解いた台詞でも

出演者一人一人の心の中に

意識がとどまった会話になっている。


立ち稽古になり

読み解いた台詞に

相手に届けるための

あるいは

相手を避けるための

力を与えると

言葉のニュアンスは、全く違ってくる。



まりえ先生の手法としてはあまり台本持っての立ち稽古はやらないんですね

それだけ太宰の作品を舞台に上げるというのは特別なものなのかもしれません


私たちのぱるるにとっても本格的な舞台演劇はまだ二度目

台本を持っての立ち稽古はちょっと戸惑う事も。

でも覚えるのに苦労してるぱるるには逆に救われてるかもですね


今は細かい所は気にせずとりあえずは慣らし運転で

それぞれの個性を確かめているといったところかな

意地悪く言えば力量を確かめてる

もっと下衆に言えば演者としての持ってるもんを値踏みしてる


自分の描いている形にどれほどついてこれるのか

いくら回るエンジンでもタイヤや足回りがそれに見合わず不揃いだと性能を持て余す


目一杯風を受けた帆船でも船底が水漏れしていたんでは話しにならない

演者の皆さんの見極めた結果しだいでは台本の修正ももちろんあるんでしょうか


推しだからと言った穿った見方でも何でもなく

平らな目で見てもこの舞台のウイークポイントも

そしてストロングポイントも

まりえ先生の中ではきっとぱるるに違いないと思う


ぱるるのSNSやインスタ、メディアの報道もチェックされてるはずだし

これまでのアイドルや女優としての経緯

ポンコツだった過去、エースとしての葛藤

そしてその才能に胡座をかかない女優としてのたゆまぬ努力


全てはお見通しだと思う

だからオファーを頂けたわけで、もう単なる広告塔としてのぱるるだけじゃない







やっぱり

会話が噛み合ったり

綺麗にすれ違った時の

ドラマの魅力が強烈で

それには、常に見惚れている。


この強さは一体どこから来てるのかな。

と考えてみると


ほとんどの場面の

登場人物の行動原理に

愛情が絡んでいるからなのかもしれない。


私はこの愛情に焚きつけられている。


愛の強さに見合う表現を探したい。



この物語を具体的に説明するには私何かの筆力では到底及ばないので

抽象的な語りになってしまうんだけど


やっぱり太宰の語らせるその言葉には力があって暴力的とも思える葉茶目茶な理屈回しがあると思えば、女流作家が書いたと思わせるような繊細でまるで音符をなぞってるかの様な調べの如き語りも見られる


そしてまりえ先生が仰るようにその根底には深くて解き明かせないほどの愛情が絡んでいる。潜んでいると言ったほうが良いのかもしれない


そこに潜む滾る様なエネルギーは半端なくて、

テーブルの前では物足りなさがあって

それで台本を持っての立ちげいこに至ったということでしょう


太宰に見惚れて焚き付けられて、

まりえ先生のベクトルが本気でとんでもないところに向かってるのかもしれませんね


そして紛れもなくそのイメージの中にはぱるるがいる。

おそらく今は半信半疑で手探りで女優ぱるるが何者かを見つけようとしてる

ぱるるが化けてくれないと新ハムレットは成り立たない

口には出せないし出さないでしょうけどそれが本音だと考えていいと思う


周りはそこそこの舞台経験者ばかりで計算できる役者さんばかりだから

未知数の女優ぱるるへの期待値は計り知れない

そして少しばかりの一抹の不安もおそらくまりえ先生の頭のなかにはきっとある

そういう意味でもぱるるのオフヰリアは大役


見惚れて焚き付けられて

この言葉の向こうにぱるるの影が揺らいでいれば嬉しいですよね


さてさて、書いてるうちに背中がゾワゾワしてきたんですけど(笑)

地方公演を含めれば梅雨、初夏、夏の盛りとその夏の終わりまでつづくロングラン


とにかく体調を含めて無事に千秋楽までと願うばかりです。





𓂃𓈒𓂂𓏲☆.・𓂃𓈒𓂂𓏲☆.・