【人生の節目〜Step by step〜】 | かわむらともこの「しなやか」な生き方ブログ

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「しなやか」な生き方に
ついてゆるふわに語るブログです。

平成28年3月12日



長女の卒園式が無事に開催されました。



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思い起こせば6年前、
乳飲み子だった生後4ヶ月の娘を
抱っこしながら門をくぐったあの日。



職場で産休育休明けでの先輩が
居なかったこと。



4ヶ月という幼い子どもを預けて
働かなくてはいけなかったこと。



本当に不安でたまらなかったことを
記憶しています。



6ヶ月というブランクしか作って
いなかったものの



復職後、ただちょっとしたことを
言われただけだったのにも関わらず
その焦りから過呼吸の症状を
起こす、という



どれだけ不安に押し潰されそうなんだ
といういたたましい再スタートを
切りました。



そんな母親の不安をよそに



幼き娘は良くミルクを飲み。




男の人に抱っこされると
泣き出してしまう子が居る中、



保育園のイケメン先生に抱っこされると
ゴキゲンさん



「保育園ではみんなにチヤホヤされて
とっても楽しいから安心してお仕事
してください。」


といわんばかりの安心感を与えて
勇気づけてくれました。



(それはそれで母としては複雑な
心境でしたが…。)



即戦力で現場に復帰したいという
気持ちから時短勤務は始めから
利用せず



朝7時には保育園に送り届け
夜の7時に迎えに行くという
慌ただしい毎日でした。



時に娘がお熱を出しては
うしろめたい気持ちで
職場を後にすることもありました。



生後6ヶ月で水ぼうそうになった時は
病児保育のお世話になりながら
涙ながらに勤務に向かったことも
あります。



学年が進むにつれ、
娘の心の成長とともに
イヤイヤ期突入で
自分の思うように何かができなく
なってしまうとフリーズして
先生たちを困らせてしまう。



その時期は結構長く続き、
お迎えに行くたびに
園長先生や担任の先生に
お声掛けいただき


連携を密にして先生方に支えられながら
その時期を切り抜けてきました。


本当に救われたのは娘は一度として
保育園に行きたくない、と
言ったことはなく


色々なことがありながらも
保育園での生活を楽しんでくれた
ことでした。



一人っ子の娘にとって
保育園でのお友だちや先生たちは
家族のような存在であり、



新しく保育園に入ってくる
小さなお友だちのことを



自分がそうしてきてもらって
嬉しかったように
お姉さんとしてお世話して
あげている姿は微笑ましく



幼稚園では経験することが
できなかった6学年の幅のある
年齢層のお友だちたちと
長い時間を共有する環境は



ワガママになってしまいがちな
一人っ子という条件には
とてもありがたい環境だったと
感じております。



その分だいぶ家ではワガママさん
ではありましたが(笑)



アタクシ自身も仕事に専念することで
家族と過ごす時間を大切にする
ことができました。



保育園のお迎えから帰ってきてからは
わっちゃわちゃになりながらも
それとなく家事をこなし



短いながらも娘とのコミュニケーションは
時間と反比例するほどに濃密に



ほぼセクハラなのではないか、
という疑問もあるのですが(笑)
抱っこしてギュウしてチュッして
お尻をなでる。



時に2人で声をはりあって歌をうたう。



娘にお酌してもらいながら愚痴を
聞いてもらう(笑)



(6歳さんになった今、たまに
ありえないぐらい的確にアドバイスを
してくれたりします!)



母親だからしっかりしなくちゃ
いけない、と思うことはあまりなく



(思わなくったってある程度自然と
そんなふるまいになっていたりも
するのでそれ以上気負わない)



だって人間だもの。みつを。



とばかりに素の自分、ありのままの自分を
娘にも見せています。



この生活がベストなのか



この子育てがベストなのか



そんなことは今の段階で
判断はつかないし



そう信じて前に進んでいくしか
ないわけで。



多少の迷いや不安がないといったら
嘘になると思うわけですが



今一番気をつけていることは
子どもが1人だけに
変なプレッシャーだけは
与えたくないな、ということです。



自分自身も親から「勉強しろ!」とか
「いい大学に行け!」なんて
一度も言われたことないですし
自分がしたいから勉強してたって
感じなので



何でもいいから
自分の好きなこと、打ち込めるものを
みつけてみよう!!!



という目線でこれからの小学生生活に
臨んでいきます。



これまた親の勝手な都合を子どもに
押し付けてしまうわけなのですが



小学校にある学童では
勤務時間に間に合うように
登室できないということで



民間の学童クラブさんにお世話に
なることになりました。



同じ保育園から通う子が居ない
という不安もありますが



何度か事前に学童クラブさんに
行っておりまして



すっかりうちとける姿に
素晴らしい適応能力だ、と
またしても娘の能力に救われるとともに



障がい者の方の支援も行う活動を
されている団体さんで



農業体験や理科実験なども
おこなっていたり、



なんといってもそこで活動いただく
先生方がお母さんのプロ集団!



何度か面談させていただき
ましたが本当に安心感があります。



小学校というコミニティに加え
学童クラブというコミニティが
あるということは



幼い柔軟な頭である今、



小学校だけが社会でもないし
基準でもないし



色んな世界があるということを
肌で感じられるいい機会になって
くれることを期待しています。



おとなになって思うことは
世界はとっても広いんだ、と
いうことです。



いきなり荒野に飛び出していくのは
レベル3でラスボス竜王と戦うぐらい
無謀なことなので



親がある程度のフィールドを与えて
いかに経験値を積んでくれるか


それを多く積み重ねることができたか



そうして歳を重ねることで
色々な出会いがあり、別れがあり、
更に視野が広がって



成人する頃にはとてつもない際限なく
広がる選択肢を持つ世界に立ち向かう
準備が整っている、ということに
なりますか。



卒園式を迎え、6年間をふりかえり、
第1ステージクリアには
様々なアクシデントがありながら
親子共々成長させてもらいました。



なんとなぁく次の第2ステージへの
スタート準備も整ってまいりました。



期待と不安を胸に、これまた親子共々
成長の日々の始まりです。



おとなになっても子どもを通じて
成長させてもらえる機会に恵まれたこと。
本当に感謝ですね。



半分以上、保育園様々で子育て支援して
いただいたアタクシごときが
子育てについて語る筋合いは
本当にありません。


しかしながら
どんな環境にあろうが子どもを
何とか一人前に羽ばたいていって
もらいたいという親の願いは共通。



そう思う中で工夫するひとつひとつには
自分自身を成長させてくれる
エッセンスは潜んでいるやに思います。



色々な子育てhow-toとか
なんじゃらかんじゃらとありますが



100パーセント同じ条件下で
読み解くものではありません。



自分の子育て論だとか
境遇が似ているとか
そんなことを参考程度にとどめながら




ケ・セラ・セラ~



まずは自分が楽しむ!の
精神で適度に頑張っていきましょうね~


いくぜ!!!
ネクストステージ!!!



じゃ、またね。



追伸、
卒園式での謝辞は泣かずに読み上げる
ことが出来ました!

卒園児入場で隣のママが号泣するもんだから
つられて号泣しちゃって始めからこの
ペースで大丈夫かいな、って思ったけど(笑)

謝恩会や二次会で色んなパパママから
好評いただきました!

中身も良かったし発声も良かったって

この歳になってもやっぱり褒められると
嬉しいものなのだ(笑)

やって良かった^ ^

娘よ!どうもありがとう!!!