初見の感想なので、後で書き足すかもです。
今回は、想いのリレーとでも言えるのでしょうか。
多恵さんは助からなかったけれども、スターティングノートとは別にエンディングノートもつけていたり、
臓器提供カードを持っていたりと、生きることを諦めたわけではないけれども、
死を覚悟してなお生きようとする姿には、いろいろ考えさせられましたね。
そして、そんな多恵さんの想いをちゃんと受け止めた万奈美さんと杏子ちゃんの2人には、
がんばってほしいですね。
最先端医療を扱っているけれども、その根底にあるのは恋人たちの絆だったり、
親子の愛情だったり、プロとしての誇りだったり、
とても人間的なテーマで、やっぱりどんなに技術が発達しても、
最後は人間の強い意志だと脚本家の人は訴えていたのかなと思いました。
医療パートはとても感動的だったのですが、問題の謎パート。
荻原先生のあれは、母親の業を描いているのかなと思いました。
あれだけを見ると浮いているけれど、実は卓巳先生の謎にも母親の業が関係しているのかな。
(自分の息子健さんを助けるために、卓巳先生を利用したと思っているのですが、
これも十分母親の業ですよね)
橘先生も、佐々木教授が出てきたし、記者さんが何かつかんだようなので、もう一歩ですね。
高木先生は、どうなんでしょう。大森先生が出てくるのかな?
そして何より今回は、古牧先生と副島先生ですね。
古牧先生の研究内容は、前回でわかっていたけれど、そこまで進んでいたとは…です。
さとし君の友達に対する時とか杏子ちゃんとの場面では、
すごくいいお父さんであり先生であるだけに、よけい怖いです。
副島先生も古牧先生の研究に絡んでくるとは思ったけど、そっちかって感じでした。
やっぱりビジネスなのかなあ。でも、それだけでもなさそうなんですが。
とにかく、今回はこの2人が怖かったです。
最後、崩落事故に巻き込まれて瀕死の重体の斎藤夫婦が、
「最後の望み」として会いたいというのは、やっぱり卓巳先生なのでしょうか。
普通なら、最期に昔手放した息子に一目会いたい親心と思うのでしょうが、どっこいラストホープなので、
卓巳先生に会いたいと言ったのは、卓巳先生の体の何かを使えば、
自分が助かるから?と思うのは、考えすぎなのでしょうか。
それにしても、あと3話、謎の回収はできるのでしょうか?
今の段階だと、それぞれの謎は解かれつつあるけど、だれも共有してませんよね。
最初の予想だと、最終的には6人のそれぞれの謎が卓巳先生に集まって、
みんな謎を知って共有するものだと思ってたのですが、
このままでは、各自解決するだけで共有まではいかないのかな?
そうすると、古牧さんのクローンは人知れず…。
最終回に生まれたばかりの赤ちゃんがいたら、それだけでホラーです。