さくさく読書日記-特攻野郎Aチーム

チケットをいただいたので、行ってみました。

映画館でこういう、ザ・ハリウッド的なアクション映画って

あんまり見ないのですが、けっこう好きなんです。


数々の特殊ミッションを遂行し、輝かしい戦歴を刻んできたAチームのメンバーは、

新たなミッションで、イラクでの偽米ドル紙幣の原版強奪事件に巻き込まれ、

投獄されてしまう。

半年後、メンバー4人は、刑務所から脱獄。

彼らは再結集し、無実の罪を証明すべく立ち上がる。


これ、TVドラマの映画化なんですよね。

私、ドラマは見たことないんです。

でも、それでもじゅうぶん楽しめます。

ド派手なアクションにスカッとするし、ドラマのあらすじを知らずとも、

シンプルなストーリーなので、見やすいです。


全然知らずに見てたのですが、出ている俳優さんたちはなかなかです。

チームのリーダーでもある、スミス大佐にはリーアム・ニーソン。

シブくて好きなんですよねー。

そして、その部下で、ちょっとイってしまってるんだけど、

ヘリコプターの操縦はとても上手なマードックには、

第9地区に出ていた俳優さんが出ていてちょっとびっくり。

メンバーそれぞれの個性が豊かで、そのキャラにクスクス笑ってしまいます。


とにかくスカッとしました。たまにはこういうコテコテの

アクション映画っていいですねー。



さくさく読書日記-人生に乾杯

作品紹介を何かのTVで見て、ずっと気になってた映画。
ハンガリーが舞台です。


運命的な出会いをして結婚し、今や81歳となったエミルと70歳のヘディの老夫婦。
熱烈な恋に落ちた若い頃のことはすっかり忘れた二人は、年金だけでは暮らしていけず、
借金取りに追われる毎日の中、出会いのきっかけだった思い出のダイヤのイヤリングも
借金のカタに取られてしまう。
高齢者に冷たい世の中に怒りを覚えた夫のエミルは、イヤリングを奪い返すために持病のギックリ腰を
押して20年ぶりに愛車のチャイカを飛ばし、郵便局を「紳士的に」強盗する。
そして、それを機に次々と紳士的に強盗を重ねていく。
一度は警察に協力した妻のヘディも、奮闘する夫の姿にかつての愛しい気持ちを思い出し、
共に逃亡する決意をする・・・。


ちょっと切ないラストの映画でした。
ハンガリーの社会背景をあとから知ったのですが、それを知って見るほうが楽しめます。
あくまでも「紳士的」に強盗を繰り返すおじいちゃん。
もう、テレビのニュースで顔までバレてるのに、つかまりそうでつかまらない・・・。
警察の追跡もなんとなく甘い感じが。
もし私がこのおじいちゃんに強盗されたら、きっとおとなしく持金全部あげちゃいそうです。
他にもあげるものがあったらあげちゃいそう。(食べ物とか。)
そして、「気をつけて逃げて下さい」って言葉をかけてしまいそうです。


ハンガリーはずっと社会主義の国でしたが、1989年から資本主義の考えが取り入れられるようになり、
そのため高齢者の生活は苦しくなったという事実があるらしく、
この映画はそれをユーモラスに風刺しています。
「強盗」という重い罪を犯しているのに、それ自体を思わず肯定してしまいそうなゆるい流れの
映画になってますが、最後ちょっと衝撃でした。
でも、おじいちゃんもおばあちゃんも、とても生き生きとして、見てるこちらも痛快な気分になりました。




さくさく読書日記-果つる底なき

NHKで「鉄の骨」という社会派ドラマをやっていて、
何気なく見始めたら面白そうだったので毎週見てしまっていました。
このお話の原作者が池井戸潤さん。
「空飛ぶタイヤ」もWOWOWのドラマが面白かったので、原作を読んでみたいと
思いつつ・・・しかし、なぜか手に取ったのはこの本でした。


「これは貸しだからな。」・・・謎の言葉を残して、
債権回収担当の坂本が死んだ。
死因はアナフィラキシー・ショック。蜂に刺されたことによる、
ショック死だった。
融資担当で坂本と友人だった伊木は、坂本の仕事を引き継ぎ、
いろいろ調べていくうちに、あることに気付く・・・。


池井戸潤さんは元銀行員だそうです。
道理で、銀行内部の仕事っぷりなど、かなりリアルな描写が多いのもうなづけます。
専門用語も多く、私にはちょっとわからないので流し読みしてしまった箇所もありますが、
同業者が読めば、また一味違った面白さを味わえると思います。
舞台となる銀行が、渋谷なので、地理的にもよくわかり、ゆえによりリアルに
物語にのめりこんでしまいました。
次々と起きる殺人事件・・・そして、思いもよらぬ犯人・・・。
登場人物がけっこう多いので、名前が覚えられず、最後に犯人が出てくる場面では、
一瞬「あれ?この人、誰だっけ?」と・・・。
登場人物それぞれ、怪しく描かれているので、ちょっと混乱しちゃうかもしれません。


銀行内部の闇が鋭く描かれているので、同業者は本当に面白く読めると思いますが、
普通のミステリーとしてもじゅうぶん面白いので、さくさく読めてしまうこと請け合いだと思います。

「空飛ぶタイヤ」も読んでみます!!