この間実家に帰ったときに入手した私の中の「懐かしい静岡スイーツ」。

写真撮っていたので、記しておきます。



さくさく読書日記-富久家のロールケーキ1


さくさく読書日記-富久家のロールケーキ2

沼津・富久家の「イタリアンロール」。

シュー生地が巻かれた、地元では有名なロールケーキです。

これ、当日ぷらりと買いに行っても売り切れなことがほとんどなので、

予約しておきました。

ロール部分に栗の甘露煮を細かく切ったものが入っていて、

とても美味しいです。

行列ができる、かの有名なロールケーキより、私は断然こっちが好きです。

沼津に足を運ぶことはなかなかないのですが、行くときは必ずゲットです。


そして、もうひとつ。


さくさく読書日記-みやこまんじゅう

富士市にある、「都まんじゅう」。

甘い生地に白あんが包まれています。

これ、小さいときから大好きです。

富士市にもなかなか行く機会がなく、実は、このおまんじゅうの存在は、

大人になってからすっかり忘れてたのですが、この間偶然前を通りかかり、

思わず母に車を急停車してもらい、買ってしまいました。

いまどき、1ケ30円ってありえない!!!

とりあえず、10ケ入りを購入したのですが、ほぼ一気に食べてしまいました。

この味を思い出してしまったからには、今後、里帰りのたびに大量購入してしまいそうな

勢いです。


・・・と、懐かしい味にちょっとコーフンしてしまいました。

ダイエットを決意しているのに、食欲はとどまるところを知りません・・・。

困ったものです・・・。


平松洋子さんの「おもたせ暦」に出ていて気になっていた、

岐阜県中津川市の「すや」の栗きんとん。

ちょうどシーズンに突入したので、会社のYさん、A先輩、ミッキーを誘って、

お取り寄せしてみました。

写真で見ると、お正月に食べる栗きんとんとはまったく違うもので、

どんな味なのか、楽しみに待つこと1週間。

連休明けに届きました。


さくさく読書日記-すやの栗きんとん1

箱からして私好み。



さくさく読書日記-すやの栗きんとん2

てはじめに、一番小さい6ケ入りを注文しました。



さくさく読書日記-すや栗きんとん3

ひとつずつ包んであります。


さくさく読書日記-すや栗きんとん4

これが「栗きんとん」。

蒸した栗をたて割りにして、竹べらで実をほじくり出し、

さらにそれをつぶしてお砂糖をちょっと加えて煮て、

煮あがったのを茶巾絞りにするらしいです。

ひとつひとつ手作りですって。

見た目も味もとても素朴なんだけど、味わい深いです。

美味しいお茶とともに食すと、ホッとします。

たぶん、本当にお砂糖をちょっとしか入れてないから、

栗本来の味が引き立ってます。

お正月に食べるあの、これでもかっていうくらい甘い栗きんとんも大好きだけど、

この栗きんとんもとても好きです。


これ、早くもリピート確実です。

また新たにおいしいものを開拓できてとてもうれしいです。



さくさく読書日記-日輪の遺産

連休中、図書館で「中原の虹」を借りようと思っていたところ、
貸し出し中で借りられず、他に何か浅田次郎作品はないだろうかとウロウロしてて
見つけた本。何の予備知識もなく読み始めました。


競馬場で出会った老人との不思議な縁から、1冊の手帳を託された、
地上げ屋の丹羽。
その手帳に書き留められていた内容は、府中競馬場から多摩川を隔てて見える山林に、
莫大な財宝が隠されているというもの。
日本軍がマッカーサーから略奪した財宝で、戦争中に隠されたという。
丹羽は、同じく老人から秘密を託された福祉活動家の海老原とともに、
旧日本軍とマッカサー将軍が終戦前後に壮絶な奪い合いを演じた秘宝の恐るべき
秘密に迫る・・・。
そして、老人の死後に現れた地元の大地主・金原も加わり、驚愕の事実が
明かされる・・・。


これまた面白かったです。けっこう分厚い文庫本、一気に読んでしまいました。
バブル崩壊により、経営する地上げ屋がたちゆかなくなっているがけっぷちの丹羽。
すぐにでもお金が必要で、一か八かの賭けに出るべく、競馬場へ向かいます。
そこでひょんなことからある老人と出会い、その後、一緒にお酒を飲みに行きます。
・・・が、そこで老人から託されたものは、1冊の手帳。
手帳を託したその瞬間、老人は心臓発作で息を引き取ってしまいます。
そして、その後、老人のお通夜で出会った海老沢も手帳を託されていることを知り、
二人でその手帳に記されていることについて調べたところ、なんと、戦時中、日本軍が、
マッカーサーから奪略した秘宝があることが判明。
最初は半信半疑の二人。
でも、やはり老人の知人で、手帳の存在を知る大地主の金原と出会い、次第に現実味を帯びてきます。
物語は、現代(海老原や丹羽が登場)と、戦時中、交互に描かれています。
亡くなった老人は、実は元近衛師団の兵隊で、財宝隠しに携わった真柴だと判明。
戦時中の物語は、真柴の視線で描かれています。

単なる財宝探しの小説かと思いきや、そこはさすが浅田さん。
戦争の悲惨さをきっちりと描いています。財宝隠しを手伝った女学生たちについての話は、
涙なくしては読めません。


この小説、17年ほど前に刊行されたようなのですが、なんと、来年映画が公開するそうです。
堺雅人さん主演。これ、ちょっと見たいです。
マッカーサーを誰が演じるのか・・・楽しみです。


何も知らずに借りたのに、すっかりのめりこんでしまいました。
またしても浅田さんの本にやられてしまいました・・・。
これは是が非でも「中原の虹」を読まねばです。