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自分のことは自分で診る、忙しい人のための自然療法
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自然療法と暮らしのお教室 double drops
菊地 裕子 です。
アロマの知識が増えてくると
いろいろなアイテムを自分で作ったみたくなりませんか?
精油は有効成分なので
くすりを作ったり、化粧品を作ったりできます。
皮膚に塗るアイテムを作ることが多いかな?
皮膚塗布の目的は
皮膚から有効成分を吸収させることですよね。
それは精油の分子にとどまらず
植物油や化粧品用として売られている有効成分(ビタミンやセラミドなど)も
ぐんぐんお肌から入れたいと思っていますよね?
その時に、他の物質が吸収されるのを助けてくれる芳香分子があります。
それはd-リモネンです。
dーリモネンは柑橘系の精油の主成分です。
柑橘系のリモネンは、よく洗剤でも使われていますよね。
「油を溶かす」作用があるんです。
プラスチックやゴムも溶かしてしまう
強い成分です。
実験もしてみたので、興味があったら見てみてね♪
この油を溶かす作用が、他の成分をより浸透させる
ブースター効果(経皮吸収促進)になるんですね。
健康な肌はバリア機能が働いていて
本当に小さな小さな分子しか浸透できません。
それがリモネンが肌の油膜の結合をほどいてしまうので
後から塗る油性の成分を肌に引き込みやすくします。
有効成分の吸収率を上げることに
一役かってくれるんですね。
ただし
これは良くも悪くもあるということ。
なぜ皮膚にバリア機能があるかというと
体の中に引き込みたくないものをブロックするためです。
そのバリアを緩めて入れていくのだから
毎日毎日やっては
デメリットもあるということも
頭に入れておきましょう。
リモネンはモノテルペン炭化水素類。
弱いですが消毒・殺菌作用のある成分です。
殺菌作用のあるものは
人間の細胞にもダメージがあるものです。
細菌であろうと人間の細胞であろうと
傷つけるだけの力を持っています。
だからメリットとデメリットの両方を考えながら
使っていく必要があります。
おまけにリモネンは
ヨーロッパでアレルゲンにも指定されている成分。
皮膚からたくさん浸透させ続けると
アレルギーになってしまう可能性も高くなるんですね。
だからナチュラルコスメブランドでは
リモネンを取り除いた精油を使っているところも多いんですって。
さらにさらに柑橘系の精油は
光毒性も考慮しないといけないです。
会社の商品開発はリスクを徹底排除して作られます。
多くの人に被害が出ないように作らないといけないからね。
私たちがおうちで作るコスメは
天然素材を混ぜる以上のことは出来ません。
だからこそ
素材の持つデメリットのことも考えて
アロマクラフトを作るようにしてくださいね。
