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Thoughts on living with style.      

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有名な台詞がある。たとえば、「君の瞳に乾杯」。

原文は「Cheers! Looking at you, kids.」。

名訳だが、「君の瞳」とは一言も言っていない。

同じくボガードが演じたフィリップ・マーロウつながり、

「長いお別れ」の有名な台詞、マーロウの友人・テリー・レノックスが言う

「ギムレットには早すぎる」も、

原文は「I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.」で、

「まだ、酒を飲む時間じゃない」という意味だが、直訳の方が名訳だ。

このように、日本語訳をすることで実作品の何気ない台詞が、

名言・名台詞になることが非常に多い。

ここ数年、洋画の吹き替えが増えている。字幕がなくなると、

言語と見比べながら台詞を楽しむことができなくなる。

いいことなのか、そうでないのか。ちょっと悩む。
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地域にってはメジャー・リーグよりも人気のあるスポーツが「ロデオ」だ。

しかし、動物愛護の観点から相当非難されているスポーツでもある。

とくに「ブルライディング」と呼んでいる牛によるロデオは問題があるようだ。

イベントに登場する牛のほとんどに、解剖すると骨折や内出血、

筋肉の剥がれが見て取れると言う。

だから動物虐待だ、と愛護団体から指摘されているそうだ。

でも、ねぇ。そんな牛を皆さん解体して食しているわけで、

その辺のことをどう考えるのか愛護団体に聞いてみたい。

そうそう、ビーフ・ハンバーガーは大好物だけど、

屠殺場のVTRを見せられると、食べたくなくなるよね。
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この映画が好きだ。

決して評価が高くない作品だが、

何よりもこの映画には不安を煽る要素がどこにもない。

そこが観ていてたまらなく愉快に感じる。

いま、メディア&時代は不安ばかりを煽っている。

「年金がもらえなくなる」「就職ができない」「病気になる」

「若者の人口が減る」「格差は広がる」「世界の競争に負ける」・・・。

そんな情報ばかりが流布されている。

では、80年代はどうかというと、

「海外旅行へ行こう」「××ファッションを着よう」「円高だから高級品を買おう」

「モテたかったら外車に乗ろう」「グルメってお洒落」・・・。

景気回復を願いながら、こういう情報に背を向けていたら消費なんて良くなるわけがない。

自転車に乗って通勤し、健康のために歩いて、家飲みで節約し、

節電のために暖房を止めて室内でダウンを着る。

二言目には、「震災の影響で・・・」。

要するに、みんなで自分の首を絞めているだけの話。

業績のいい企業もたくさんあるし、儲かっているお店や経営者もたくさん知っている。

でも「景気が悪いから」を理由に、彼らにとっては

リストラや経営の効率化がはかりやすくなる点を見逃してはならない。

「景気が悪いから」=儲ける口実になっているのだ。

映画の話に戻るけど、この映画のタイトルを裏返せば「好景気へGO!」であって、

バブルをあざ笑うのではなく、

不景気だと自虐的になっている日本をあざ笑っているように思えてならない。

この映画の監督・馬場氏のメッセージに「この時代、もっとも自殺者が少なかった」とある。

有頂天で何が悪い。
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67年の公開だったかな。

この頃のイギリスは何でも「あり」の時代。

好き勝手にいろんなことがデキた時代だから、

映画もテキトーで、楽しい。

このポスター・アートも最高。

いい時代だった。というか、イギリスにとって最高の時代かも。

で、70年頃のビートルズの解散以降、イギリスの経済が斜陽になっていく。
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‎5足すべて同じ品番のブーツ。

トニー・ラマのBlack Ol' Buck CY821。ナロウ・トゥ。

なのだが、すべてラストも革質も履き心地もサイズもビミョーに違う。

さすが、アメリカ。人が手で作っている。

この中の1足がそろそろソール・リペア時期。

川崎の『ベンチマーク」に修理に出す予定。

また、新品のようになって帰ってくることを想うと、うれしくなる。