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Thoughts on living with style.      

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革ジャン、バイクの話題となると必ず登場する映画のひとつが「THE WILD ONE」(54年)だ。

この映画、実話をもとに描かれている。

47年にカリフォルニアのホリスターで行われた

全米モーターサイクル協会が催した走行会での話だ。

参加したグループのひとつ「ブーズ・ファイターズ」のメンバーが

酩酊し、逮捕されたことがキッカケ。参加者たちはこの男を警官から

奪い返そうと集まりはじめ、終いには暴徒のような空気が漂うようになる。

リーダーの男が、これではマズいと思い、暴徒化する前に集まったバイカーたちを鎮めようと

奔走しはじめたわけだが、その様子が警官には暴徒化を煽っているように見えたらしい。

すぐさま警官は応援を呼び、小さな田舎町がライフルを持った警官たちの

パトカーで埋め尽くされた。この顛末が新聞で発表され、話題となったわけだ。

映画は、ホリスターでの騒ぎをもとに、荒くれ者が町にやってきて

対抗グループといざこざを起こすという西部劇のストーリー構造で

まとめあげてある。

ちなみに、「ブーズ・ファイターズ」は現在も存続されており、

欧州ブランチだけでなく、韓国にも日本にものれん分けされてあるそうだ。

日本は沖縄で組織されている(米兵関連か?)。
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昔、アメリカに「Coronet」という家庭雑誌があった。

60年代に廃刊になっているはずだ。

アメリカの中道主義を絵に描いたような雑誌で、

父親はホワイトカラーで、母親はハウスキーピングに勤しみ、

娘や息子はスポーツとアイドル・スターに夢中というような

中流家庭を読者層にしていた。

健康的で幸せな家庭像や、流行していたこれまた健康的な風俗を

扱っていた。時代を反映してか、50年代に入ると

ページを飾るのはロックンロール・スター(もちろん当初は白人)が増え、

そんなアイドルに熱狂する若者たちの姿を親の目線で

暖かく見守るような記事が書かれていた。

世の中は戦後の物質的な繁栄を謳歌している時代で、

大人を取り巻く社会がロシアの脅威以外は

すべてがうまくいっていた。若者たちは確かに文化のイニシアティブを

握りはじめていたが、まだまだイノセントで

本当の意味での大人の脅威にはなり得ていなかった。

当時「Coronet」の誌面を飾っていた若者たちは、その多くが

いまや天国に旅立っている。
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オジサンには懐かしいTVドラマ「Happy Days」だ。

50年代のティーン・エイジャーを描いたファミリー・ドラマで、

70年代の半ばにABCパラマウントが製作・放送していた。

76年の全米視聴率が46%という驚異的な数字をたたき出している。

「アメリカングラフィティ」と雰囲気が似ているが、

「アメグラ」は62年が舞台で、このTV番組はそれよりも7年くらい前の

55年あたりを舞台にしている。

人気があったのは、アーサー・フォンザレラ(愛称フォンジー)という

クールなキャラクターを演じたヘンリー・ウィンクラー(写真右)だ。

劇中では、勉強はまるでダメだが、クルマの改造・修理にめっぽう強く、

革ジャン、リーゼント & ハーレーで通学してくるタフ・ガイである。

ただの不良ではなく、学業はイマイチだが、頭が良くてクール。

若者から主婦までが彼の虜になり、いまや大監督となったロン・ハワード(写真左)演じる

主人公リッチー・カニンガムを押しのけてドラマのメインを務めるまでになった。

ヘンリー・ウィンクラーは役どころとは反対に、めちゃめちゃインテリだった。

エール大学を大学院まで通い、立派に卒業しているからたいしたものだ。

「Happy Days」以後は、役者よりもプロデューサーや脚本を手掛け、

作家としても活躍してきた。ここ最近、ふたたび役者に戻ってきているようで、

アメリカのTVドラマにも出演しているようだ。

さて、その「Happy Days」だが、いま見ると最高にイケてるドラマで、

物語も、セリフも、服装も、風俗も実に新鮮だ。


公開から今年で55年目。ロック・ハドソン、エリザベス・テーラー主演の「Giant」。

見所は、やはりジェームズ・ディーン演じるジェット・リンクが

石油を掘り当てて、それまでの半端者扱いされてきたポジションを

一気にくつがえすシーンだ。やがて、ジェットは石油で

全米屈指の金持ちになるのだが、自らの業が災いして、

本当の幸せをつかめない男になってしまう。

確かに物語ではそうだが、他人からリスペクトされなくなっても

ジェット・リンクには石油から産み出される莫大な資産がある。

油田を掘り当て、人生を逆転させる瞬間を味わえれば

もうそれだけで十分じゃあありませか。

残り少ない人生、鉱脈を掘り当てたいものだ。
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リビア産の石油をいちばん買っている国って、

イタリアなんだね。元イタリア領だったからむべなるかな。

次にフランス、そして中国。

日本はTOP8にも入らない。

いいんだか、悪いんだか。

まぁ、国際的な原油価格には直結すると思うけど、

とりあえず当該国の政変が日本の石油輸入にインパクトを

与えることはなさそう?

円高だし。でも、ガソリン価格、どんどん上がっている。

140円台後半。バブルの頃は平気だったのにね。

燃費の悪い旧いクルマに乗る自分としては、

どうしたものか・・。

満タンで1諭吉が消える。