ランドローバーDEFENDERの広告。
文章は、車名のDEFENDERのみ。シャモアや鷲が登場するだけ。
「DEFENDERに乗れば、こんな風景にも出会える」ということが言いたいらしい。
DEFENDERは、ランドローバーの中でもっともタフでラギットな車種。
レンジローバーやディスカバリーに比べてずっとヘビーデューティ(古っ!)。
何たって、軍用車両(ミルスペック)として使用されてる。
こういう無骨なクルマが最近少なくなった。
軍用と言えばメルセデスの「G」もそうだが、
こちらの民生販売モデルは超快適な乗用車になっている。
アウトドアとか、クロカンとか、四駆なんてぇ言葉は
クルマの世界ではもう死語になりつつある。
しかし、ランドローバーの存在価値はそこにしかない。
だから、こんなご時世でもこうした広告をつくる。
インドのタタ・モータースに買収されたが、
世界唯一の冒険自動車会社は、いまだ健在だ。