GWの間、東京観光と友人宅の家庭訪問をかねて東京を訪れている。
今日は移動日。
朝9時ごろ家を出て、10時過ぎに空港に到着。
1時の搭乗時刻までに時間があったから、空港のレストランで食事を済ませた。
カツカレーを食ったが、ごくごく普通のカレー、普通のカレー以外の何物でもないカレーだった。
僕が利用した航空会社はJetStar。
キャンペーン中か知らないけど、500円分無料で機内食を購入できるということだったから、カップ麺をいただいた。
そのカップ麺が350円だったから、残りの150円は思い出に「JetStar特製ボールペン」に使った。
成田空港についてから小一時間、路頭に迷っていた。
なにせ成田空港は複雑怪奇。
なぜかターミナルが3つあって、それぞれが分離して存在している。
ターミナル1からターミナル2まで移動するのに徒歩で15分もかかった。
いよいよ千葉から移動しようというときに、使うべき地下鉄の場所がわからなかった僕は、バスターミナルの職員に
「空港第2ビル駅はどこですか?」
って聞いた。すると、
「まあ地下鉄ですから、まずは地下に行かないと、ね」
と。
僕は絶句した。
あまりの対応力のなさに、そして国語力のなさに。
僕はあくまで「行き方」を聞いたのであって「地下にあるかどうか」を聞いたのではない。
僕が求める答えが得られなかったから食い下がろうと思ったが、やめた。
その職員の言い方がいかにも僕を小ばかにしたような言い草だったからである。
こんなにも国語力を書いた人間がサービス業に携わっていていいのかとか、こんな親切心を欠いた人間が接客業に携わっていていいのかという疑問は今もなお残っている。
まあそんなことはいいとして。
それから成田空港発の地下鉄(空港第2ビル駅発)を使って、日暮里まで一本で直行。
山手線に乗り換えて、赤塚まで移動。
で、またまた電車を乗り換えて友人宅の最寄り駅までgo。
こんな流れで無事、友人宅に到着。
(多くを語りすぎると友人宅が特定されてしまいかねないのでこの辺で)
時刻はじつに夜の7時だった。
到着して小休止を挟んだ後、いろいろ東京の街を案内してもらった。
いろいろな街を紹介され、見させてもらったけど、
なかでも歌舞伎町は群を抜いて汚かった。
して、それはあらゆる点で汚かった。
まずは臭い。
歩きたばこから発せられる煙の臭いはもちろんのこと、謎の発酵臭まで漂ってきた。
絵具を全色混ぜ合わせたら黒になるように、歌舞伎町のそれはまさに此の世の悪臭という悪臭をすべて詰め込んだようなものを感じさせた。
また、東京は根本的に空気が汚い。
自動車の排ガスは地上付近にこもり、歩けばたばこの煙があたりに立ち込める。
そんな汚染物質にまみれた東京の空気は、僕の目をあっという間に霞ませた。
東京の空気は有害な分散質が多分に含まれるコロイドなのだ。
あと、これも歌舞伎町に特徴的なのだが、やたら声を掛けられた。
「お兄さんたち、この後予定ある?(名札かなにかを見せながら)」
→風俗の勧誘
「今、大丈夫?」
→風俗の勧誘
とにかく風俗の勧誘が多い。
僕は一貫して前だけを見つけ無視するよう心掛けた。
が、そんなことをしているとたまに張り倒されそうな凄みを視野の外に感じることがあった。
とても怖かった。
とはいえ、名物の原寸大ゴジラ(?)を見させてもらったり、都庁の45階から東京の街を一望したりと、時間にしておよそ4時間と短いものだったが、かなり楽しませてもらった。
その後はとある家系ラーメン屋で、ギトギトの豚骨スープにまみれたラーメンを食った。
ご飯はお替り自由だったが、残すと罰金500円が課されるので悠長に食ってはいられなかった。
が、うまいのは確かだった。
油で表面をコーティングされた胃を携え、僕らは銭湯に向かった。
土曜日だからだろうか、夜の11時台だというのに多くの早大生でにぎわっていた。
3~4人が入れる浴槽が4つほどあったが、そのほぼすべてが埋まるほどだった。
銭湯から帰ってきて、今こうしてブログを書いている。
ここまで一気呵成に書き上げてきたが、気づけば文字数は驚異の1600字オーバー。
まあそれだけに今日という一日が濃かったということだろう。
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