宮城谷昌光 『公孫龍』(新潮文庫) 巻一 登場人物表 | 中くらいのしがなさ 修業編

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公孫龍 巻一 登場人物表  

本に人物表がついてないので、これから読まれる方の参考になれば幸いです。

王子稜 周の王子。生母は季姞。物語の冒頭時点で18歳。
童凛  王子稜の従僕。物語の冒頭時点で15歳。後に投石投斧の術を身に付ける。
肥   周の寺人(後の宦官)。刑余の官吏。陳妃の側近。
陳妃  周の赧王の夫人。
赧王  周の王。王子稜の父。
召公祥 周の赧王に使える大夫。王子稜を燕に届ける任務を負う。
棠克  召公祥の臣。
白海  剣の達人。王子稜の剣術の師。
牙荅  王子稜の傅育係。
碏立  燕から季姞に随行してきた力士。
毘剛  燕に赴く王子稜を護衛する兵団の長。
周袑  趙の公子の傅相。趙の誇る勇将で武霊王より趙氏を授かり、趙袑とも呼ばれる。
公孫龍 周の王子稜の変名。
周蒙  周袑の佐官。抜きんでた智謀の冴えをみせる。
武霊王 趙の王。
公子章 武霊王の長男。生母は韓の公女で、武霊王の后となった。
公子何 武霊王の次男。公孫龍と出会った時点で11歳。生母は武霊王お臣下の女の孟姚(後に恵后)。
公子勝 武霊王の三男。生母は公子章の母とも公子何の母とも異なる。
田不礼 公子章の傅相。
洋真  召公祥の家臣。趙の都邯鄲の市井に済み、公孫龍の財産を守る役目に着く。
杜芳  召公祥の家臣。趙の都邯鄲の市井に済み、公孫龍の財産を守る役目に着く。
嘉玄  召公祥の家臣。神出鬼没の術をあやつる。
杠季  趙の宮殿の館人の長。
肥義  趙の宰相。
発県  肥義配下の属吏。剣の遣い手。
草奇  田不礼の謀臣。
万葎  田不礼の家宰。
渠杉  山賊の体で二公子暗殺に動いた一族の長。
鵬由  趙の富商。
呉広  公子何の側に従う臣。公子何の生母孟姚の父。公子何の外祖父。
復生  発県の新しい名。
郭隗  燕の名士。時折燕が教えを請いに来る。「先づ隗より始めよ」の故事で著名な学者。
主父  武霊王の退位後の呼称。
孟嘗君 斉の威王の弟の子。食客数千人を抱え、用兵も自在で、韓や魏の懇請に応じて援軍を出し、楚を撃破。韓や魏に楚の領地を与えるも自身は何も取らず、世の喝采を浴びる。秦の相となる。
楼緩  主父の謀臣。秦に入り、秦王を輔弼する。
昭王  燕の王。妹が周の赧王の后の季姞。王子稜(公孫龍)とは伯父甥の関係。
光霍  燕に住む富商。
胡笛  燕に住む富商光霍の妻。
旭放  燕の王室に唯一出入りできる富商。
呂飛  燕の昭王の腹心。王宮での実力者。
小丰  胡笛の妹。
房以  旭放の使用人。裏仕事を受け持つ。
湛仁  主父に使える趙の家臣。
華記  主父に使える趙の家臣。
王賁  主父の謀臣。楚に入っている。
富丁  主父の謀臣。魏に入っている。
趙爵  主父の謀臣。斉に入っている。
仇液  主父の謀臣。韓に入っている。
李疵  主父の重臣。武人。
楽毅  中山国の武将。
懐王  楚の王。秦の昭襄王の姦計に遭って秦に抑留された。
安陽君 趙の主父により公子章が代の地を授けられ、与えられた称号。
恵文王 趙の武霊王が退位して主父となり、公子何が次の王位についた。
東武君 公子勝が東武の地を授けられて以降の称号。恵文王を補佐する。
仙英  渠杉が燕王に仕えるようになってからの名。
子瑞  召公祥の子。
昭王  魏の襄王の子で次の魏王。