こんにちは
先週末、ずーっと行きたかった安藤忠雄氏の“水の教会”を観に
北海道へ行ってきたので、前編・後編に分けて長々語ります
安藤忠雄氏の教会建築と言えば、
風の教会(1986/神戸)
水の教会(1988/北海道)
光の教会(1989/大阪)
の教会三部作が有名です
今回行った水の教会は、今から24年前に北海道のリゾート地トマム(ちょうど北海道の真ん中あたり)に
アルファリゾート・トマム(今は星野リゾート トマム)の結婚式場として
建てられました。とても24年も前だとは思えないモダンさがありましたが
一般内覧はお式が入ってなければ21:00~21:30までほぼ毎日開放しているみたいです
内装はもちろんコンクリート打ちっ放しで、どシンプル
ただ、礼拝堂に辿り着いたときの感動は
はんぱじゃぁありません
すーごく、綺麗で、神秘的です
夜だったので、水辺の奥にある森?グリーンがアッパーライトで照らされ、
それが眼下に広がる水辺にゆらゆらと映り込み、ライトアップで水面がキラキラ反射して、それはそれは綺麗です
しかし、ほんと大胆だよなぁ。。
水辺に十字架を、しかもH鋼?鉄骨製で建てようだなんて
思いつきません。そして、この窓の大開口っぷりも
21:30になると、ここの窓が閉められてしまうのですが、
ちょうどその瞬間を見ることができました。
向かって右から巨大な窓ガラスがゆっくりと出てきて
左側へ閉まる仕組みとなっています
ぐぅぅぅーん ととても重そうで、その重みが、
このゆっくり閉まっていく感じと荘厳な空間とが合ってる。
ひょっとして。。
たぶん。。。。。。
キターーーーー
やっぱりね!!
窓が閉まりきったとき、
サッシ枠と鉄骨製の十字架とがぴったりと重なるようになる
なんて きれいなおさまり
やっぱり安藤忠雄は天才なのでしょうか
色々、様々意見はあるかと思いますが、わたしは彼の建築物は
とても好きです。
身近で言うと、“表参道ヒルズ”なんかも大好き
光の教会に行ったときも、感動絶えずでした
なんといっても、アプローチから見せ場のつくりかたがとても巧いと
いつも感じてしまうのです