人生、夢も希望もないが、眠れば夢ぐらいは見る。
「死は眠りにすぎぬ、それだけのことではないか。いや眠れば夢も見よう、それがいやだ…」
と来ればハムレットのセリフだが。
寝苦しい夜が続きますね。
昨夜観た夢の話です。
撮影所の衣裳部屋のようだった。
他の出演者はみんな支度を終え、とっくにセットに行ってしまった。
私一人が残っていて、支度がまだできていない。
急がなければならないが、衣装がどこにあるのかわからない。
現実なら○○組の○○ですというと、衣装さんがさっと用意してささっと着付けしてくれる。
そして「いってらっしゃーい!」となるが、夢の中では自分でしなければならないようだ。
床には色んな衣装が散らばっていて、どれがどれだかわからない。
何とかそれらしい着物を見つけたが帯がない。
これだと思って手に取ると女物の帯だった。
探している時間がないのでそれに決めるが、女物は幅が広いので二つに折らなければならない。
折りながら手繰っていくと、やけに長い!
これではやってられない。
気持ちは焦るがどうにもならない。
まだ袴も着けなければならない。
気が付くとカツラもまだのせていない…。
どうすればいいんだ、時間がどんどん過ぎてゆく……。
眼が醒めたらびっしょり汗をかいていた。
胸が苦しい、気分が悪い!
何だか一日気分が重かった。
仕事が欲しいと思っているから、こんな夢を見るんだろうか。
どうせ仕事が少ないなら、もう少し気分の良い夢を見たいものだ。