カタカナ言葉2 | 平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

京都を中心に演劇活動をしています。
演劇、特に演技について、
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色々発信していきます。

 新しい言葉に接するとき、意味を間違えて覚えてしまうことがある。

 漢字だと目で見てなんとなく本来の意味がわかるが、カタカナだとそれがない。

 だから誤解が起きやすい。

 

 子供の頃、プロレスが大ブームで国民的娯楽であったし、野球は国民的スポーツだった。

 どちらも西洋が起源なので、用語はカタカナ言葉だ。

 

 プロレスで複数のレスラー同士が戦う方法でタッグマッチというのがある。

 リング上では基本1対1なので、入れ替わるときは味方同士が手を触れる、或は体の一部に手を触れることによって交代が認められる。

 体に触れるからタッチだ。

 「血まみれの吉村、ここでようやく力道山とタッチ。勢いよく飛び出す力道山!!」

 となるわけだ。

 遊びの中でも交替するときは、子供同士手をぱちんと叩き合わせて「タッチ交代!」とやっていた。

 やり方に間違いはないが、私も含めて大多数の子供たちは、交代することを英語でタッチと言うんだと思い込んでいた。

 

 野球のチェンジも同じだ。

 「スリーアウト、チェンジ!」

 ここで攻守が入れ替わるのでチェンジなのだが、攻撃が終わるので、私は「終わり」という意味だと勘違いしていた。

 

 大人になってからそんな間違いに気が付く。

 そんな時、ムチャクチャ恥ずかしい!!