最近 30年以上振りに(ネット上で)再会した
メリィさんの事を 今日は書いてみます。
男性がスカートを履いたら 普通だったらとっても異様に映ると思うのですが
オカマさんでもないし 女装家タイプでもないのに
メリィさんは 不思議とスカートが とっても似合うかたなのです。
もうこれだけでも『 凄い! 』っという感じなのですが、
一昨日 注文させて頂いたメリィさんの御本が届きまして
まだ全部は 読んではいないとは言うものの
彼の文章に 恐れ多くも 共感というか 万感迫る思いが押し寄せてきまして
その素晴らしさに うーむっと 唸ってしまいました。
プロの音楽家として 長く仕事を続けていらした人間の 複雑な気持ちを
余すところなく 非常に正直に書き綴られていらっしゃるしぃ、
ユーモアにも溢れていらっしゃるので
可笑しいやら でも時々 しんみりとしちゃうやらで
とってもとっても読み応えがあります。
プロの音楽家を志す方達に またそうでない方達にも
是非是非 読んで頂きたい本であります。(太鼓判)
メリィさんと ワタクシの志す音楽は ジャンルこそ全然違いますが
でも音楽に対する気持ちは とっても似ているのを感じました。
さて話は変わります。
現在でも 東京・池袋に 「 イケベ楽器店 」がありますが、
今から.35年前の ワタクシが高校生の時にも イケベ楽器店がありました。
楽器店内に貼ってあった バンドメンバー募集の紙を見た事から
ワタクシの音楽活動は 始まるのです。
生まれて初めて参加したバンドは
『 ポニー&チークス 』っていう名前だったのですが、
キーボードは 上田メリィさん、ベースに 一色進さんがいらっしゃいました。
当時はまだお二人とも プロ活動はされていらっしゃらない時でしたが、
シネマの一色進さんとか 上田メリィさんとご一緒出来たっていうのは
後から考えてみても とってもとっても凄い事ですよね。^^
自分が音楽で これから何がやりたいのか?何が出来るのか?っという事が
まだ見えていなかった 混沌とした頃の事ですし、
バンドの中で ワタクシは一番年下でした。
メンバーの皆さんは 全員プロ志向だったので
リハーサルの時も打ち合わせの時も いつも ピリピリして怖かったのでした。
「音楽には高校なんて必要ないし、当然 大学進学なんて 辞めてしまえ!」っと
リーダーだったギターの中村氏に そう言われた記憶があります。
ドラム担当の小川さんの ドラム機材移動用の中古のハイエース代を
バンドのメンバーで 平等に負担しようという話になって、
(家が厳しすぎて)アルバイトも出来ないし お金も持っていないワタクシは
結局 バンドにいられなくなって、数ヶ月間位で辞めてしまいましたが
今でも 当時やっていた曲は覚えていますし、とっても懐かしいです。^^
ワタクシが 一番初めにやった音楽の仕事は
前田憲男さんのSoul Samba (crown)というアルバムの
バックコーラスだったのですが、
そのアルバムで 一緒にコーラスをされた ラジさんという女性シンガーも
「ポニー&チークス」のメンバーだった事があったそうなのです。
これはつい最近になって 知った事ですが
世の中って 本当に狭いですよねぇ。(笑顔)
前田憲男さんの仕事の時に 初対面のラジさんは
スタジオ待合室の販売機のコーヒーを
ワタクシ(18歳)に ご馳走して下さいました。
『 プロの歌手の人が こんな子供の私にまで 気配りしてくださるんだ! 』
・・・っと とっても感動したのを 昨日の事のように 覚えています。^^
今 アルバム『 Soul Samba 』を聴いてみると
マイク慣れしていないし
必死になって大きな声を出しているだけのぢぶんが
超・(/ω\)ハズカシーィです。(ピッチも最悪ぅぅぅ)
話は どんどん脱線してしまいました。すみません。
上田メリィさんと言えば
あがた森魚さんとか 戸川純さんとか バンド『たま』のサポートとか
バンド『METROFARCE』のキーボード担当者として
とってもとっても人気者でいらっしゃいます。
バンド 『METROFARCE』のメンバー 与ちゃん ガンさん ぼっしぃ お元気ぃ?
メリィさんの『ボクはロックと同い年』の本では
含羞を知る音楽家としての 感性豊かなお人柄が察せられます。
まるで彼の音楽を聴くような テンポのある独特な文章が
とっても楽しいです。
メリィさんが高校生の頃の お母様のお話は
昔のワタクシの (孟母じゃなくて)猛母の姿に重なるところがあって
胸が痛くなり 涙が出そうになってしまいました。
みんな子供の頃は 家族の理解が得られずに
とっても苦労したんですよねぇ。
メリィさんの掲示板から
幼き頃のメリィさんのお写真を持ってきましたが
( 無断転載です すみません駄目だったらアトで削除します )
今でもメリィさんは 幼き頃のこの瞳の持ち主のままなのであります。
なんとも無垢でイタイケな いぢらしい眼差しですよねぇ。
こういう眼の人間に 悪い人はいないと思います。^^
音楽以前にもう既に 人物が芸術領域に到達しちゃっているメリィさんに
乾杯です。( ^^)/▽▽\(^^ )