雑記 | どしゅこいの大嘘吐き日記

どしゅこいの大嘘吐き日記

瀬戸内寂聴さんの『 奇縁まんだら 』全4巻を 一気に読んだのですが
いやぁ~ これは寂聴さんにしか書けない 物凄い本でありますぅ。

歴史的な文豪達だけではなく 
様々なジャンルの 今は亡き著名人達との出会い・交流・エピソードが
( 読者が胃もたれしない程度に ) 
これでもかぁ~!これでもかぁ~っと 書かれているのですが、
生前の大人物達のパワーが 曼荼羅状態で 
勢いよく 押し寄せてきます。

お墓の写真が 毎度毎度 最初に出てきまして
ああいう人生もあったし こういう人生もあった・・・、
でも皆な それぞれの生を全うして 見事に亡くなってしまったのだ・・・、っと
万感を味あわせてくれます。


大正・昭和の国文学界の生き証人である寂聴さんは
世間的にも年齢的にも もう何を言っても大丈夫な 超越した存在ですが

いつも朗らかで 人間愛溢れる彼女であっても 
どうやら苦手なタイプの人間はいるみたいで、
そういう人の事は 作家として出来るだけ 書きたくないという思いが
岡田嘉子の所にだけ 表われていました。

岡田嘉子は とっても失礼で傲慢で嘘吐きな人だったみたいで
だから彼女の事は 絶対に書きません!・・・っと、
嫌悪している寂聴さんの苛立ちが伺えて
その章だけが 他の章とは 全然趣きが異なっていました。

でもそれがまた 曼荼羅の彩りのアクセントになっていて
ワタクシには とっても面白く感じられました。


どしゅこいの大嘘吐き日記
使っていた電気ポットが壊れてしまったので
新しい電気ポットの購入を考えてたのですが、

ネットのamazonを見ていたら 電気ケトルっていうのが目に入りまして
とっても心が動いたもので 先日注文してしまいました。
(和平フレイズ ナールナッド ステンレス電気ドリップケトル)

生まれて初めて使うので 実はあんまり期待していなかったのですが、
届いたケトルを使ってみたら!!!
これがとっても使い易くて 吃驚しました。

水が沸騰したら 自動的にスイッチがOFFになるので
電気代も節約出来ますし、デザインも気に入りました。
ペーパーフィルターでコーヒーを淹れる時にも 注ぎ口がスマートなので
とっても楽ちんで御座います。
電気ケトルを使うたびに 幸せな気分を味あわせてもらっています。


どしゅこいの大嘘吐き日記

結構頻繁に 映画はチェックして観ている方だと思うのですが
『 をを!これぞワタクシが求めていた映画! 』っと思える作品に
なかなか 出会えなくて いつもガッカリする事が多いです。

特にフランス映画では カッコばかりで スカシてるわりに 内容が無く 
後味が良くないものに出くわす事が多いので
全く期待をしていなかったのですが、

『 最強のふたり 』 は とっても良かったでした。
ワタクシにとって 今年ナンバーワンの映画だと 
言い切ってしまってもイイと思います。

ワタクシが大好きな Earth, Wind & Fireの『 September 』を、
映画の中で使ってくれる選曲のセンスに シビれてしまいましたし、
適度にゴージャスな感じが ナイスですしぃ
テンポも良く キャストも素晴らしくて 何もかもご機嫌でした。
アカデミー賞を受賞した『アーティスト』も良い映画でしたが、
ワタクシは『 最強のふたり 』の方を推します。^^