高齢化社会を考えてみる | どしゅこいの大嘘吐き日記




ワタクシの母は 現在76歳のウルトラ現役で

まぁ良く言えば 物凄ぉぉ~く元気で

異常な気力と体力に満ち溢れている人なのですが


先日ぅ ウクレレの修理と三越デパートに行く用があったそうで

都バスに乗ったそうなのです。


バスに乗って ドアが閉まった瞬間に!

自分の命よりも大事なウクレレを 

バス停のベンチに 置き忘れた事に気が付いたそうで

「 運転手さん!バス停のベンチに荷物を置き忘れちゃいました! 」

・・・っと大慌てに慌てて 言ったそうなんですよね。


一度バスを降りて ウクレレを取り戻したのですが

たまたま運良く赤信号で そのバスが発進していなかったので

乗せて貰ったそうなのです。( らっき-♪ )


まぁ 物忘れするところなんざぁ

母もやっぱり トシ相応なんですけどね……(-。-) ボソッ


再度乗ったバス内では ひとつだけ優先席が空いていたので

母はそこに座ったそうなのですが、


次のバス停で 母よりももっとお年寄りの男性が乗ってきたそうなのです。

沢山の荷物を持って座っていた母の前に立って

『 お前は俺よりも若いのにぃ 何で俺に席を譲らないのかぁ? 』っと

非難めいた視線=ガン飛ばし を、母にするんだそうです。


『 そんな目で見られてもぉ アタシだって76歳なんだしぃ

  確かにこの男性は アタシなんかよりは ヨボヨボしてるけどぉ

  今 席を譲ったら、目的地まで大荷物を持って ずっと立つ事になるしぃ、

  そんなのぉアタシぃ疲れるから嫌だしぃ、

  ここで急に狸寝入りするっていうのも 何だか大人気ないしぃ、

  だいたいそこまで アタシが考えるのも変だしぃ

  まぁそれもこれも このアタシがぁ 若く見えるせいで

  こんなに悩まなくちゃいけないのよね そよね そなのよね うんうん♪ 』

 ・・・っとバスに乗っている間中 ずっとそんな風に考えて過ごしたらしいのですぅ。


ワタクシの母は 若ぶって 髪も黒々と染めておりまして

服装も真っ赤だったりして 派手だしぃ、

お化粧もコッテリコテコテで 

口紅なんかも 血ぃだら真っ赤に塗っております。


第三者的に見ても まぁ確かにぃ年齢よりは可也若くは見えるのですが

図に乗っている母が 驚異的に若く元気であるのは

世界の中心は ぢぶんである!っと頭から信じ込んでいて

常にぃ自分の人生のドラマの主人公になりきれるからなのですぅ。

それにしても この人が自分の母だという事が

ワタクシは いつも本当に信じられません。ぇぇ。


これから社会全体が 益々高齢化した時にぃ

バスや電車の優先席をめぐって 

お年寄り同士の激しい席取りバトルが

展開されるされる事は必至でありましょう。う-むぅ。