俳優やってる友達と 久し振りに新宿でお茶をして
さて話も終わったんで そろそろ家に帰ろうか・・・っという頃になって、
「 ねぇねぇ 君さあ もう そうゆ-のは止めなよ! 」
って 突然ソイツが言い出した。
何の事だか判らなかったワタクシは『 ???? 』って顔をしていたら
「 ここでお茶を飲んでいる女の子達を 見てご覧よ!、
君みたいな女の子は 一人も居ないよ。
君は自分が正しいんだと思って いつもそうやっているんだろうけど、
僕は違うと思うよ。
女の子って言うのは 隙を作らなくちゃぁいけないんだよ。
例えば こうして喫茶店で椅子に座るにしても
足を組んでみたりとか 机に肘をついてみるとか
右でも左でもいいから どっちかの肩を落としてみるとかさぁ
だらしない演出っていうのも 大事な事なんだ。 」
・・・との事。
俳優やってるくらいなので
いつも人間を観察している彼は 手厳しいんだけど、
お行儀良くしていて 人に注意されたのは
生まれて初めての経験だった。
彼が言っている事が正しいとは思わない。
だけど なるほどね、一理あるわね。