プレゼントは難しい | どしゅこいの大嘘吐き日記




カップルになって お付き合いさせて頂くところまでは行かなかったものの
ボ-イフレンドの一人って感じの 年下の男の子がいた。
いつもはワタクシもその子も みんなとワイワイやって 
楽しく一緒に群れていたのだけれど。

ある日 その子にイキナリ呼び出されて プレゼントを渡されてしまった。
何と!その子が ワタクシの為に
誕生日プレゼントを 作ってくれたんだと言う。

ワタクシは感謝して それを有難く受け取ったのだけれど。

家に帰ってから
綺麗なリボンで結ばれた紙箱を開けてみると、
想像していた以上の 物凄く凝っているクッキ-が 沢山入っていた。

ナッツを刻んだモノが入っているクッキ-だったりぃ、
チョコチップが入っているクッキ-だったりぃ、
ジャムを挟んだクッキ-だったりぃ
いかにも時間のかかった 創意工夫を凝らした 心の篭ったプレゼントだった。

その中には クッキ-にワタクシの似顔絵を描いたものや
ワタクシの名前入りのモノなんかも あったものだから
思わず妹にも 得意になって
「 がっはっはっは- 凄いだろぉぉおおお~♪ホレホレ! 」
っと ぢぶんの手柄を見せびらかしてしまった。

んじゃ先ずぅ 似顔絵入りのクッキ-を食べてみようか!っと選んで
ワタクシがそれを食べようとした寸前に!、

「 そう言えば 戦時中にさぁ~ フケ飯っつのがあってさぁ~ 」
っと、横にいた妹から ク-ルな声で言われてしまった!

・・・・そんな風に言われてしまった瞬間から 
折角頂いた何もかもが 食べられなくなってしまったワタクシです。_| ̄|○
うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・。