最近の競馬場は とってもお洒落なんだそうで
暗く・汚い昔のイメ-ジとは 全然違うらしい。
でも競馬も競輪も競艇も 一度もやった事がない。
ワタクシの人生そのものが 博打みたいなものなので
これ以上賭け事に 必然性を感じないからだ。
ただ
息子が 小学一年生の時にぃ
ワタクシは『 擬似競馬場体験 』というものを してしまった。
学校というものには ちっとも良いイメ-ジが無いもので
ワタクシは昔から 運動会とかぁ 音楽会とかぁ 学芸会が 大嫌いだった。
保護者として 息子の学校行事を参観する事さえも
大変に気が重く 苦痛だったのだけれど、
まぁ 仕方が無いか・・・って事で 嫌々運動会を見学していたのだった。
少しでも良い席を確保しようと 奔走したりぃ
自分の子供のビデオ録画に 血眼になっている父兄達の姿を、
とても冷ややかに見ていた ワタクシだったのだけれど・・・。
かけっこで 息子の出番が来た時に、
たかが トラックを一周 走るだけの事なのにぃ
真剣な顔で 必死になって走っている息子の姿を見た途端!
『 負けんなよぉぉぉおおおおお~!ゴラぁぁぁぁぁ---!
イテコマシタレぇぇええええええ~!ワレぇぇぇぇぇぇ~!!!』
勿論 声には出さなかったけれど、
ちから一杯に 心の底から そんな風に思ってしまったのだ!。(大爆笑)
あれは 自分の息子が
レ-スで疾走する駿馬に見えた一瞬で、
血沸きぃ 肉踊りぃ、手に汗を握って
真っ赤に燃え上がった ひとときとなってしまった。
親になると たまに
こういった 思いがけない気持ちになる事がある。