去る2023年7月6日、初期のAKB48に深くかかわっていたコレオグラファー・演出家の夏まゆみさんが、61歳という若さで逝去されました。

私がAKB48の劇場公演に興味が出だしたのは、たかみな(元1期生 初代総監督 高橋みなみ)が卒業する際にプロデュースした公演を見たからなのですが、その中の「お蔵入り公演」の1曲、「ライダー」が特にいい曲だな…と思いました。
で、いろいろ調べていると、「ライダーさん」という、AKBの黎明期を熱心に応援していた伝説の ヲタク ファンと、その方にまつわるエピソードが出てきました。
そして、その鎮魂歌的な楽曲にまつわるエピソードに、夏さんの名前が出てきました。
とっても熱い方だったようですね。
あまり意識したことが無かったのですが、モーニング娘。にも携わっていたのはこの時に知りました。
数多くのアイドルを指導してきただけに、多くの方がその死を悼みました。
AKBも、OGや現役メンバーが追悼のツイートをしていたのですが、そんな中で市川愛美ちゃんのツイートにハッとさせられました。
何度か書いていますが、私は2017年夏まで行われていた「僕の太陽公演」を観て、劇場公演にハマり始めました。メンバー一人ひとりが輝いている公演です。そこでいずりな(10期生 伊豆田莉奈 現CGM48劇場支配人)がどんなポジションでもいつもニコニコ全力で歌って踊っている姿を追っていたりもしました。
なぜこの公演が好きだったのか、今の今までよくわからなかったのですが(もちろん楽曲やダンス含めて好き、というのはあったのですが)、愛美のこのツイートでその「根本」がわかりました。
私が、ミネルヴァ公演もとっても好きな理由と通ずることです。
「センターを作らない」
それゆえ、メンバー一人一人にスポットが当たる構成になってたんですよね。
この「僕の太陽」公演が、夏さんが手がけたAKBの劇場公演の最後になったとのことでした。
夏さん、素敵な公演をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌