【MIX・コール】ライダー | とんとんの 堂々!DD宣言!

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48グループを愛し
そしてチーム8を愛す

チーム8新公演「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演のセットリストの中から、これは書いておかなければ…という曲を。

 

AKB48 TeamA 3rd「誰かのために」公演より、「ライダー」です。

 

この曲のエピソードを知る古参ヲタもかなり減ってきているでしょう。かく言うオイラも、この曲を知ったのは 高橋みなみプロデュース「お蔵入り公演」で、でした。

 

キャプ画は、「お蔵入り公演」より。ダブルセンターの白い衣装は、渡邊志穂(左 1期生)、駒谷仁美(右 1期生)で、この時は特別出演として参加。

 

オイラはしょせんニワカなのでTeamA 3rd公演当時の事はわかるすべもありません。オイラごときが軽々しくあれこれ語るのも違うと思います(…と言いつつ結局長文になってるのは相変わらずですが、これでもかなり端折っています)。詳細は “AKB48 ライダー” でググると、この楽曲やそれにまつわるエピソードを詳細に紹介しているブログだったり、関係者のブログだったりに未だにたどり着けると思いますので、そちらをご参照ください。※記事の一番最後に、関係者のブログを紹介しています。

 

簡単に言うと、「AKB48黎明期をファンとして支えてきた、通称“ライダーさん”への鎮魂歌」です。すっごい乱暴に省略しましたが。

明確にそう、というアナウンスがあったわけではないですが、“ライダーさん” が亡くなった当時のエピソード(危篤時に当時の支配人である戸賀崎氏がライダー氏の推しメンの渡邊志穂、駒谷仁美のメッセージの入ったMDを届けたり、葬儀には戸賀崎氏、渡邊志穂、駒谷仁美が参列したこと、その直後から始まった新公演 TeamA 3rd「誰かのために」の初日前日のゲネプロ最前列センター席が空席とされたこと、そしてこの楽曲のタイトルや、センターが渡邊・駒谷の二人だったこと)から、そうであることは明らかです。

また、AKB48 10周年記念祭では最前の1席か空席とされ、招待客入場の際にもこの曲がかけられたことからも、改めて運営側もそういった位置づけとしていることがうかがい知れます。

 

ライダー氏への鎮魂歌に終わることなく、普遍的な “ 別れの歌 ” として昇華させるべく、当時のメンバーやスタッフも相当な努力をしたそうです。“ダンスの鬼”と言われた 夏まゆみ氏も、泣きながら指導に当たったとも聞きます。

もちろん、秋元氏のお得意の“当て書き”による歌詞、そして、明るくもどこか寂し気なメロディー。

当時のエピソードを知らないオイラでさえ、“エモい”などという言葉が陳腐になるぐらい、胸が締め付けられるようななんとも言えない感情が沸き起こってきます。たびたび繰り返し「お蔵入り公演」を観ていたりもしましたが、何度観てもこの曲の時には目頭が熱くなります。それは、この楽曲にまつわるエピソードを知る前の、初見の時からでした。

 

 

ということですので、

この曲だけはせめて、黙って聴きましょう。メンバー名コールすら不要と思っています。

なぜ MIX・コール記事で紹介したかというと、逆に絶対にコールしてほしくないからです。

 

 

この曲だけは黙祷してください。

他の曲では盛大に沸いていいですから。

 

 

 

間奏でメンバーが上手側立ち見席を、

祈りを捧げるように両手を胸において見ているのは、ちょうどその立見席がライダー氏の定位置だったからだそうです。氏の推しメンである渡邊志穂・駒谷仁美が、PARTY公演の際によく見える位置だったからだとか。

オンデマのカメラでも、ヒキで上手立見席から下手側へパンするのは、メンバーと一緒にライダー氏を見送っているんでしょう。

 

…もう、これ以上の記述は不要ですね。

では、歌詞を紹介。

素晴らしい詞です。

メロディーも相まって、とてもいい歌です。「神曲」なんて言葉は安っぽいです。

永遠に歌い継いでいってほしい楽曲ですね。

 

 

 

ライダー

作詞 : 秋元康

作曲 : 酒井ミキオ

編曲 : Funta

楽曲進行 : イントロ/Aメロ/Bメロ/サビ/間奏/Aメロ/Bメロ/サビ/間奏/サビ/アウトロ

MIXタイプ : ナシです。コールも不要! 心静かに厳かに聴いてください。

 AKB48 TeamA 3rd 「 誰かのために 」 公演

 NMB48 TeamN 1st 「 誰かのために 」 公演

 高橋みなみプロデュース 「 お蔵入り 」 公演

 AKB48 Team8 「 その雫は、未来へと繋がる虹になる。 」 公演

 

 

ここのところ

見かけなかったから 心配したよ

誰より明るかった君の

笑顔を思い出して…

遠い街に

引っ越ししたって聞かされた

最後にサヨナラくらいは

言わせてほしかったよ

 

君はバイクに乗って 風の中を

どこへ向かって走ってるの?

空は晴れているかい?

 

I miss you!

Yes!

忘れないよ 君のことを…

ガランとした広場で

ベンチに座り

ずっと僕の歌を聴いてくれたね

Yes!

忘れないよ あの出会いを…

12月のことなのに

昨日のように 思えてしまうんだ

時は早足だね

 

会えなくても

悲しんだりせずに 僕は歌う

どこかで暮らす君も きっと

そのこと望むだろう

そう今でも

「遅刻しちゃった」って言いながら

突然 現れそうだね

いつものあのベンチに…

 

僕の 心の角に バイク止めて

君はどこかで見てくれてる

雨が降り始めても…

 

Remember!

You!

くじけそうに なった時は

君が残した分も

夢を見るから

誰よりも大きな 声を掛けてよ

You!

くじけそうに なった時は

瞳を閉じて 思い出す

手拍子してる キミのその姿は

永遠の味方さ

 

(黙祷)

 

I miss you!

Yes!

忘れないよ 君のことを…

ガランとした広場で

ベンチに座り

ずっと僕の歌を聴いてくれたね

Yes!

忘れないよ あの出会いを…

12月のことなのに

昨日のように 思えてしまうんだ

時は早足だね

 

 

 

 

【関連リンク】

AKB48をめぐる妄想

ライダー氏を知る古参の方のブログです。NMB48で「誰かのために」をやることになった時の想いがつづられています。